普段あまり目にする機会がないイラン映画でしたが、引き込まれました。イランの宗教に根ざした生活や文化など、難解と思う部分もありつつ、介護問題や格差社会など、そう言った悩みは万国共通なんだなと身近に感じ…
>>続きを読むいま自分の身に起こっていることもわかりやすい原因が1つある訳じゃなくて色んなことが複雑に絡み合ってそうなっている気がする。だからこの映画はフィクションというより重いドキュメンタリーを見ているようで辛…
>>続きを読む全てが初めから散りばめられている巧みな構成
話が進むにつれ、何度も少し前の場面を思い返す必要が出てくるのだけど、こっちの記憶もぼんやりしてるので、どっちの主張が正しいのか本当に分からない
公正さを担…
胸糞悪いはずの夫婦げんかは、どちらにも共感できるし、どちらにも非があるようで、目が離せない。
シミン(妻)は子どものためにイランを離れて外国に移住したい。
ナデル(夫)はアルツハイマーの父が居るか…
「事実は小説よりも奇なり」をフィクションで体現させました!…みたいな映画。脚本の練り込み具合は凄すぎて、逆に再現性はほぼ0。故に教科書とかお手本にはならなそうなタイプ。
イラン版「藪の中」の側面もあ…
© 2009 Asghar Farhadi