例えようのない凄さが湧き上がるドキュメントでありながら、そのストーリー性が言葉を失う。人間の生きる力と逞しさが、ひしひしと伝わる映像はリアリティを超えた芸術性を孕んでいる。原一男監督の執拗なまでのこ…
>>続きを読むドキュメンタリーの冒頭の語りで「一緒に居るには映画を撮るしかなかった」はあまりに美しすぎる
武田美由紀の持論や発言、撮影された映像は、資料的な観点でかなりおもしろい
自力出産のシーン、すごすぎて…
題名とは裏腹に、人間が生きることを描いている感じがしてよかった。口論、歯磨きをしながら「うるさい!」と罵声を浴びせる様子、風呂のシーン、出産シーン。特に出産は人間も動物であるのだと感じさせられるよう…
>>続きを読む最近、原一男と深作欣二の対談が収録された書籍を読んだ。そこでは監督と役者の実際的(関係的)な距離の近さがどう映画に影響を及ぼしうるかという議論をしていて、その中で『極私的エロス 恋歌1974』にも話…
>>続きを読むずっと見たくて蔦屋ディスカスのカートに入れっぱなしだったが、U-NEXTに来ていて神。ありえないくらい奔放でパワフルな女性だった。ドキュメンタリーで何度か出産シーンは見ているが、こんなに1人で全部こ…
>>続きを読む出産シーンが禍々しい。原一男が焦ってフォーカスが合わなくなったカメラが、黒々とした女性器を映し出すのだが、いわゆるホラー映画に出てくる怪異などといった生優しいものではない根源的にヤバいものが写ってし…
>>続きを読む疾走プロダクション