火垂るの墓
1945年 🇯🇵太平洋戦争末期の神戸市、西宮市。
4歳の幼女と14歳の青年が戦火のなか食べ物も少なく盗みをしてまでさまよいながら懸命に生きていく。
昭和20年。ようやく手に入れたス…
何十年後にあらためてみてもオープニングから全開で泣いてしまう。
人間が生きるための尊厳というものの大切さが身に沁みた。叔母さんの家を出ていってしまうのは結果的に二人の死につながるけれど人間の尊厳を守…
母が書いたであろう、実家にあるVHSのラベルの「火垂るの墓」という文字は鮮明に思い出せるけど、幼い頃観た記憶はない
高畑勲展に行く前に思い切って観てみたら、節子が言う「ボーグーゴー」だったり、サクマ…
数十年ぶりに鑑賞。悲しい。
オープニングからの見せ方も凄まじく、アニメーションがとにかく綺麗
傘が飛ばされるシーン、アップで缶からドロップが出てくるところなどキリがない
清太はとても強いが、節子…
この作品は単なる反戦映画ではない。
主人公の清太と節子はなぜ死ななければいけなかったのか。
高畑監督は「兄弟だけで小さな家族を作ろうとしている清太に、社会的なつながりを煩わしく感じる現代…
小さい頃に一回見た時は、清太が節子のためにあんなに頑張っているのに何も報われないのか。。という絶望感でトラウマになったけど、大人になってから見てみると清太の世間知らず感や周りの大人に助けを求められな…
>>続きを読む© 野坂昭如/新潮社, 1988