昭和20年、神戸。14歳の少年と4歳の妹は、空襲で母が入院することになり、叔母のもとに身を寄せる。やがて母が死ぬと、叔母は兄妹を邪険に扱うようになり、2人は家を出ることにする。誰もいない防空壕で、新…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
『火垂るの墓』は、本当に心が痛む作品だった。セイタと節子の姿を見ていると、戦争の理不尽さや残酷さが、現実の重みとしてズシンと胸にくる。子どもが守られるはずの家や食べ物も奪われ、ただ生きることさえ難し…
>>続きを読む高畑勲監督が「周囲の人々と共生を拒絶して社会生活に失敗していく姿は、現代を生きる人々にも通じるものである」って話してるように、あの状況で親戚家族の風当たりに耐えかねて4歳の妹と出て行ったり、栄養失調…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
節子がただただ可哀想。
戦争の犠牲というよりは清太の犠牲な気がする。戦争でなく、現代で親から見捨てられても同じ結末になりそう。でも清太の気持ちも分からなくはない。男の子は旅立たなければならない時があ…
戦時中の少年と、その妹節子の物語。
懸命に生きる2人の姿と、悲しい現実に胸が締め付けられる…。
親になって初めての鑑賞。
親目線で見ると、無邪気に遊ぶ姿や仕草など自分の子と共通する部分も沢山あって…
沖縄戦を経験したおばあと節子が同じ名前で、小さい時に見てトラウマになった作品だなあ。
でも、20年ぶりに見返したら、せいたにイライラしてしまった。確かに意地悪な叔母だったけど、親戚なんだし家に泊ま…
© 野坂昭如/新潮社, 1988