今更ながら観ました。
断片的ではあるもののたくさんのシーンは知ってたし有名すぎて結末も分かっているので、最初から泣いてた。
こんな映画体験初めて。
節子が画面に映る度に泣いてた。
その純粋さや健気さ…
好きですね。
まず画は凄まじい物がありますね。蛍の光、焼夷弾による炎、そしてフラッシュバックの描き方。戦争や親の死という重たい事実から逃げ、2人だけの世界に籠ろうとする兄妹にそれでものしかかる現実、…
今更ながら「火垂るの墓」を再鑑賞してみた。テレビ放送を録画していたけど、まるっきり振り向きもせず放置きめ込む。多忙な時期であったけど、他に観るべき作品があったのかな。今となれば、もはや何も覚えていな…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
若干のトラウマで小学生以来に見たけど、すごい映画だった。別病室のフェイントも相まって、怪我した母が衝撃だった記憶
最初の清太への心ない言葉が、死が日常だった生活を感じさせる。この感覚を感じることが…
不適切な言い方かもしれないが、非常に素朴な映画。
冒頭で示される末路とはかけ離れた、終戦間近を生きた兄妹の触れ合いが長尺で描かれる。終盤との落差の強調の為という訳では無く、悪い日も良い日もあったとい…
どんなかたちであれ、人の心を動かす作品をエンタメの傑作と呼ぶならば、この作品は間違いなく歴史的な大傑作です
みんなが涙や怒りをこらえて生きているからこそ伝わる抑制的な感動も、素晴らしかった
また、…
© 野坂昭如/新潮社, 1988