これは童話だ、ヤクザの寓話。
旬の過ぎたヤクザ。
アメリカで組を立ち上げる。
手下が出来たりマフィアと揉めたり。
どこに行ってもヤクザはヤクザ。
報われるはずもなく。
なんか好きなんです。
明…
あくまでも閉じたレビューとして書くけど、これは北野武によるアメリカへの報復作品だなぁ。
ラスト手前の名場面にある「Japanese are so inscrutable.」という台詞が象徴するよう…
「ANIKI」
初めての北野監督作品の観賞です。
実は高校生の頃、ビートたけしさんの大ファンでオールナイトニッポンをメッチャ聞いていました。その中で「本来やりたかった事と道が違っても、そこで努力…
このレビューはネタバレを含みます
今までのキタノ映画とは一味違う、ヤクザ表象。アメリカのギャングノリの中に、ヤクザ文化を持ち込んでみたらどうなるだろうか?という空想、実験的な試み。
その試行錯誤の中に、元来の任侠映画では表現し得ない…
シナリオ面では『ソナチネ』や『HANABI』に劣るものの、暴力映画としてはこれ以上無い出来。やっぱり抜群に暴力描写が冷たくて最高。過去作と比べるとかなり展開も似ていて、北野映画の中で飛び抜けている訳…
>>続きを読むアメリカに逃亡した日本のヤクザを描いていく日米合作のバイオレンス映画
ファッキンジャップくらいわかるよ馬鹿野郎のセリフがあまりに有名で半分以上英語なのに自然と内容が入ってしまう異色の作品
マフィアの…