自分の幸せより守りたかったもの。
愛を知らず、孤独と絶望から救った光とは…。
求めることもなく、寄せ付けない。
ただ、その才能と人生全てに犠牲を払う覚悟と無償の愛。
堤真一の、魂をどこかに置いてきた…
殺人事件の容疑者の隣人に湯川の友人である石神がおり、彼が事件に関わっているのでは?というのを追求する話
テーマはひっかけ問題
〇〇に思わせて実は〇〇という、視点ずらしが見事
犯行時刻しかり、死体しか…
「人は時に、健気に生きてるだけで、誰かを救っていることがある」という小説のフレーズが突き刺さる
おそらくはじめてちゃんと読んだ小説で小学校の朝の読書時間に読み終わり、しばらく言葉にできないようなな…
驚いたなあ。
ラストには泣いた。
福山雅治の悔しそうで、絶対に良くないことだけど肯定したい気持ちが堤真一に対する思いで出ていて、そこに感動した。
肯定と否定の狭間で正しい方を選ぶ悔しさが描かれていた…
FNS27社