大林宣彦監督の作品を劇場で観るのは『あの、夏の日』以来なので、およそ5年振りということになる。(注:この文章は2005年に書かれたものです)
今回は、ルポタージュ形式で書かれた宮部みゆきの原作を映画…
「今、彼は、
どこにでもいる」
ニュースで見る事件なんて関わりのない遠い話と思ってても、いつ自分がこの登場人物の中の一人になるかは分からない、みたいな。
とりあえず長かった。(2時間40分)
…
原作があの名作だけに、
途中まで忠実に作られているなと感心して見ていたのに、最後にきてあれは残念過ぎる。
気持ち悪いエンディングテーマも笑。
千住という下町に不気味にそびえる二棟の高層マンション、…
原作の読後感の余韻が残るままにレンタル。オールキャスト107人で680強のページ数を、極力原作準拠のまま160分に圧縮するのはなかなか見れない意欲作で呆気にとられる。キャストの異様な豪華さに反して、…
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