2001年につくられた神山征二郎監督作品。愛と生と死を巡るひとりの女性の心の旅を描いた人間ドラマ。五木寛之のエッセイを原案にしたもの。
どこらへんが大河の一滴なんだろう? と思いながら見ていました…
2月のロシア。観光に訪れた雪子の心にツアー・ガイド、ニコライの笑顔が深く刻まれる。10月、東京。輸入雑貨店で働く雪子はニコライがトランペットのオーディションのため、来日していることを知る。ニコライに…
>>続きを読む原作は五木寛之の同名エッセイの🎬化です。
ロシアそして金沢と来れば・・五木寛之の馴染みの地です。
輸入雑貨店を経営していた親しかった友人の死、父親の末期癌宣告、雑貨の買付にロシアに訪れた際に出…
ロシア🇷🇺の美しいトランペッターの男性🧑🏼を(不当にではないけど)邪険に扱った日本人に、安田成美が「血も涙もないんね?(私ワガママじゃないもん)!」と叫んだ急な場面を、私はたぶん一生忘れない。「アメ…
>>続きを読む父のガン宣告。
友人の自殺。
ロシア人トランペット奏者との出会い。
大河の一滴というタイトルらしく、水辺のシーンが多用され、それはそれは美しい。
日常生活における上質な調度品の数々、日本家屋の隅々…
東京のギャラリーで働く女性、ロシアで出会ったガイドの男がトランペットオーディションで来日して再会。
金沢での家族と病院嫌いの父と、幼馴染みとの三角関係と、仕事と、友だちの行動と、上手くいかないことあ…
うまく行かない仕事、父親の癌宣告、友人の自殺、もどかしい恋物語、何かと思い通りに行かないことばかり。
でも、遠回りして気付く大事なモノ。
自分が死んだ後が気になる父親、洋酒の瓶で家…
惚れた弱みで男に貢いで心をすり減らし自殺した相棒を横目にしたら、よほど相手を試さないと男の見極めはつかないわけか。
理解できるが、子どもじゃああるまいし扱い慣れた幼馴染の鼻面を引き回し、母親もご…