花つみ日記の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『花つみ日記』に投稿された感想・評価

女学生のなんでもない日常を描いた1939年の『さわやか三組』みたいな映画だなと思ってのほほんと見ていると主人公の仲良し二人組の片方は学校をやめて家業の芸妓の道へ入りもう片方の兄は日中戦争に出征しと暗…

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特に内容のない映画だが、女の子の世界を描いてる映画。吉屋信子ってそういうのを描いた小説家じゃなかったっけ。

女の子特有のきゃっきゃっした感じや可愛いものメルヘンなものを大切にするところが見れる。

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石田民三という監督、初見。
いや力強くお見事でした。きっちり見せるところは見せる方、ですね
少女小説のせかいに浸れました。
出征のシーン、あれがリアルだったんでしょうか?

後ろ姿のショットが多くて、顔が映っても遠くてよく見えなくてなんか怖いと思ってると、ふと真正面から人物を写したときの禍々しさがすごい、というか全体的に死の気配が漂ってた。ケーブルカーの逆光のショットが…

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A

Aの感想・評価

4.5
石田民三の映画を観ると、いつも胸がざわつくほど切ない気持ちになる。
ファーストカットからすごかったなあ
制作主任市川崑。コントラスト強め。淀川の煌めきが素晴らしい。高峰秀子の顔クロースアップも、ここぞと言う時のために抑制されている。だが、石田民三作品としては『三尺左吾平』には敵わない。
shuki

shukiの感想・評価

4.5
バッキバキの照明設計にクラクラする。
カメラの縦移動もめっちゃモダン
制作主任が市川崑…ケーブルカーで登って行ったのは何処だろうか?それにしても、15歳の高峰秀子も脚本も演出も撮影も…といちいち素晴らしい。全編にわたって決して押し付けがましいところが無くて本当に良い。
IMAO

IMAOの感想・評価

3.7

例によって前半結構寝たのだけど、ラストはシンミリしちゃました。日中戦争下での少女たちの友情のの物語。親友だと思っていた二人が、ふとしたことで喧嘩別れしてしまう。高峰秀子演じる娘は女学校をやめて、舞子…

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スッキリクッキリ画像だったら満点もあったと思われる石田民三監督の珠玉の女学生映画の傑作。米軍による大空襲前大阪のロケーションシーンが魅了する、学校からの帰り高峰秀子と清水美佐子が、通学バスに乗らず歩…

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