置き屋の娘が女学生から舞妓はんになっていく(綴方教室のメッセージはどこへ?)。大阪が舞台とあって高峰秀子の関西弁が聞かれる。東京からの転校生と親友になるが憧れの女教師を巡って仲違い。信貴山でのケーブ…
>>続きを読むデコちゃんのセーラー服姿が輝いていると思っていたら、いつの間にか芸妓に。こちらも可愛いけど。
戦前の大阪の街並みや、ケーブルカーで詣でる神社の映像は興味深い。
加藤治子のデビュー作らしいが、画質…
人の声って、変わらないものですねえ。大好きな優しい声です。
栄ちゃん、チャキチャキしてて、人懐っこくて優しくて、良き娘さんでした。
この時代としては高身長になるので、転校生に対して、余計にお姉さん…
高峰秀子演じる女学生と転校生の女の子との淡い交流を描いた作品。仲良くなった二人は先生の誕生日に一緒にプレゼントを渡そうと計画するが…色々あってなんやかんやみたいな。筋書きは退屈。しかし、女学生二人の…
>>続きを読む吉屋信子『天国と舞妓』の原作を、鈴木紀子が脚色。石田民三が監督した。大阪の芸者置屋の娘(高峰秀子)は、東京からの転校生(清水美佐子)と仲良くなるが、高峰は学校をやめ、芸者の仕事に就く。少女たちの友情…
>>続きを読む弱冠15歳、主演・高峰秀子の堂々たる演技とスター性がかなり冴え渡っており、高峰ファンとしては非常に眼福。
関西弁でぷいぷい怒る様は、ミヤコ蝶々のようで可愛かった。
大阪の各所でロケが行われ、のちの…
特に起伏のある内容ではなく、派手さもないが、実直で写実的。
青春ならではの感情的な様の演出がリアリティをもって描かれて、モノクロながら鮮やかに感じられる。
ただし出征に関する話題が立ち込め、死の匂い…
久しぶりに良い映画を見た。心を丁寧に丁寧に描いた映画だ。
吉屋信子らしい女学生もの、Sものと言ってもいいだろうか。おそらく原作も純情かつ繊細で傷つきやすい少女の心をうまく描写しているのだろうが、映画…
女学生のなんでもない日常を描いた1939年の『さわやか三組』みたいな映画だなと思ってのほほんと見ていると主人公の仲良し二人組の片方は学校をやめて家業の芸妓の道へ入りもう片方の兄は日中戦争に出征しと暗…
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