花つみ日記の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 5ページ目

『花つみ日記』に投稿された感想・評価

ENDO

ENDOの感想・評価

4.2

置き屋の娘・高峰秀子が女学校で無二の親友みつると出会い絶交、退学を経て、舞子になり、病臥に伏す走馬灯のような映画。歌唱が人々を繋ぐ。シーンの構図が凄まじく統制されており、動きすら人形のようだが何度か…

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百合映画ベスト。
数年前からずっと観たかった映画が観れただけで満足なのにあまりに最高すぎますわ。
なんたって栄子にみつる、すこシャンな乙女たちのやり取りなんですもの。あんまりに可憐さと美しさ、繊細で…

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 記録

 https://youtu.be/zfeJb0NH3m8
石田民三監督作、鑑賞三作目。若き日の高峰秀子が可愛い。女学生同士の友情の儚さ、美しさ。音楽が印象的に挿入される。
Kunihiro

Kunihiroの感想・評価

3.5

二人の女子学生の物語。戦前も現代も身近な悩みはさほど変わらないことが興味深かった。当たり前に千人針。時代を感じたシーンである。
本作の15年後に反戦映画の名作「二十四の瞳」が公開される。時代は変わっ…

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【あらすじ】
物語の舞台は大阪、主演の高峰秀子は置屋(舞妓、芸妓さんたちを育成、提供するお仕事)の娘であるが、ごく普通の学生生活を送っていました
デコちゃんが通学する女学校に東京からの転校生ミツルさ…

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zhenli13

zhenli13の感想・評価

4.5

ああ。きらきらと眩しく、もう一回観たい。儚い眩しさと重い軛が遜色なく同居している。

女学校の少女たちもデコちゃんも割とあけすけで遠慮がない感じが、嘘っぽくなくていい。「みつるさんが天国はあると言う…

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いけ

いけの感想・評価

4.0

ロープウェイの中の高峰秀子と登った後の切り返し。先生が高峰秀子の千人針をした後、高峰秀子が目で追う?ショットがドキュメンタリー的で異様な雰囲気。あれはなんなのか?

石田民三生誕120年
大規模な回…

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Taul

Taulの感想・評価

4.0

『花つみ日記』(1939)鑑賞。思春期の少女の繊細な友情。15歳の高峰秀子が可愛いが演技はさすがキャリア10年の風格。大阪ミナミが舞台で戦前の風景が見られる。映画の持つこの叙情性が戦争によって失われ…

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他にも似た様な物語っていろいろあるのだろうけど、なんとなし浮かんだのは大林監督「ふたり」であろうか、、、
とても面白かったね。

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