サヨンの鐘の作品情報・感想・評価

サヨンの鐘1943年製作の映画)

製作国:

上映時間:92分

3.1

『サヨンの鐘』に投稿された感想・評価

「サヨンの鐘」は、1938年に台湾台北で起きた事故を題材として1943年に公開された李香蘭(山口淑子)主演の75分の白黒映画。当時、台湾を占領し植民地としていた日本は、台湾の先住民(日本は長年、戦後…

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満州映画協会、台湾総督府、松竹下加茂作品。李香蘭を使った日本軍国主義のPR映画。このあと清水は、情報局委嘱の「必勝歌」を最後に松竹を去り、独立プロと新東宝で作ることになる。

1938年、台湾台北州蘇澳郡蕃地タイヤル族の村で起こった事故で命を落とした、少女サヨンの実話を清水宏監督が映画化した佳作。西条八十作詞、古賀政男作曲の歌になり哀悼の鐘まで設置された美談が語られる。美…

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3.0
〖1940年代映画:プロパガンダ:松竹:銀幕の名花傑作選〗
1943年製作で、日本統治下の台湾を舞台にしたプロパガンダ映画らしい⁉️

2023年2,532本目
ノノ
3.4
自然が美しい
国策映画だけあってセリフがそれっぽいのが多くてなんかな…
時代もあって確かにプロパガンダ性が強いけどそれ以上に自然とそこで生きる人間の描写が目を惹いて、清水宏ってもしや日本で一番リュミエール的な映画を撮る人物だったのではないかと再評価したくなった
MOEKO
-


1943年封切りの台湾総督府、松竹の合作によるプロパカンダ映画
李香蘭主演
内容はほんと単純でいかにもなプロパカンダ作品って感じ
けど今見ると、コロニアリズム、ジェンダー、台湾のマイノリティ、皇民…

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清水宏とはいえプロパガンダだし全然面白くねえし、こんなの作んないでよも~って感じ。
mingo
3.6

戦争が泥沼化していたときに作られたプロパガンダ映画というのはわかるのだが、当時の部落の様子をありのまま撮っているのが清水宏の真骨頂。
アウトサイダーたちへの視線。

彼のドキュメンタリー的な才能が遺…

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MatRic
1.8
李香蘭が高砂族の少女に扮する台湾蕃社局?協力の戦意昂揚映画。男子は太郎、三郎とか改名させられてるのに李香蘭はサヨンのまま。男女で違ってたのか? サヨンの描写、東映動画~ジブリと比べてみたい。

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