再会 第一部かりそめの逢瀬 第二部相寄る魂の作品情報・感想・評価

再会 第一部かりそめの逢瀬 第二部相寄る魂1953年製作の映画)

製作国:

3.4

『再会 第一部かりそめの逢瀬 第二部相寄る魂』に投稿された感想・評価

4.8
このレビューはネタバレを含みます

なぜに…。

日比谷公園での音楽堂で出逢うふたり。ファンタジーな感じで見入ってしまった。かと思えばドラマチック(機銃掃射)な演出。

木村美津子かわいい。初めて知る。
久我美子と木村美津子の友達関係…

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3.0
〖1950年代映画:小説実写映画化:人間ドラマ:大映〗
1953年製作で、久生十蘭の小説を実写映画化の人間ドラマらしい⁉️
2部に分かれていた作品でした。

2024年1,332本目

大映が、大ヒット松竹「君の名は」に対抗したのか、ヒロイン久我美子、ヒーロー森雅之の豪華版木村恵吾監督のすれ違いメロドラマだが、敵役憲兵三國蓮太郎の存在感だけが評価出来る凡作の域を出ない勿体無い作品と…

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こういう直球のメロドラマはあまり得意ではないんだけど、出征の列車や青函連絡船で久我美子とモリマが会えるのか、っていうスリリングな場面が多くて面白く見ることができた。2人が出会う音楽堂の場面も美しかっ…

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久我美子に執着するあまり公私混同甚だしい三國連太郎劇場ゆえ第一部の戦中の緊迫感は薄いけど、タクシーをかっ飛ばして列車に追いつこうとする美子の恋情たるや。そして列車の内と外がやっと繋がる音の切り替えの…

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出征の列車に乗った森雅之の膝の上に放られた久我ちゃんの白い手袋。映画のマジック。ふたりのロマンスを支える脇役の素晴らしさ。職権濫用の憲兵野郎三國連太郎、その部下で実はいいヤツ伊藤雄之助、エスのケ溢れ…

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音楽堂の演奏に誘われて、右方向への横移動で出会う二人。以降もなぜか右方向への横移動で2人は再会する。
爆撃の中で桜舞い散る音楽堂での二人。森雅之の尻に敷く久我美子の白い手袋。無言の二人の視線の交わし…

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森雅之と久我美子のしみったれたラブロマンスは正直どうでもよかったが、恋敵の三國連太郎と伊藤雄之助の存在が面白い。

三國連太郎は鬼で悪魔で畜生だが誰よりも純情。
伊藤雄之助は三國に従属するだけの木偶…

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