湯本香樹実の児童文学を原作に、田中陽造が脚色、相米慎二が監督した作品。小6のサッカー仲間が、人は死んだらどうなるのか、興味を抱き、近所の死にそうな人を探す。子供の世界を描いた相米ワールド。
テアトル…
死への好奇心。対照的な生、蝶・コスモス・少年たちの存在そのもの。壊れた人生、再生。甦り。未精算の過去、妻、戦争。古典的な3人組、中肉中背、チビメガネ、デブ雨、呼吸数、毎回内容が変わる父親についての嘘…
>>続きを読む初めて相米慎二監督作品を観ました。
やっぱ、少年少女の夏休みは最高でした。
どことなくスタンドバイミーを感じながら少年時代の死生観をリアルに描いていた。
特に、尾行するシーンは好きだった。
観てる途…
『お引越し』同様に、夏休み、お盆という彼岸と此岸が曖昧になる浮遊感を「社会に接続されていない者」の浮遊感と重ねて描くナラティブ。ジリジリとした気怠いムードが続く。橋の縁(へり)に立って「死」について…
>>続きを読むこんな素晴らしい映画、観たことない!
この作品が発表された90年代にまさに小学生だった私ですが、半ズボンのスレスレの短さとか、少年画履いているバッシュのサイズ感とか、自転車の乗り方とか、細かいところ…
とても好き。こんな真冬なのに、見ている間は夏の空気と香りがすごくて、そこに生死のインパクトがアクセント。夕焼け越しの電車、追跡中の川渡る視点、プールでの背泳ぎ、蝶々とコスモス、画がかっこよすぎるシー…
>>続きを読む死への興味から始まる小学生の夏物語
自分にも似たような経験があり共感する
おじいちゃんが3人を心の底から信頼してる感じが大好きだった
お帰りなさいという言葉がどんだけ温かいか、身に染みた
関取とガ…
このレビューはネタバレを含みます
素直に泣けた 虫がよすぎる展開やファンタジーすぎる演出があっても冷めた気持ちに陥らずに感動できた
子供たちが見ず知らずの老人宅を楽しそうに綺麗にしていく姿が微笑ましい 役に立ちたいという気持ちも少な…
このレビューはネタバレを含みます
相米慎二、素晴らしい監督ですね。
小説は知っていたが、こんなに素晴らしい話だとは思わなかった。
夏って、なんだか死の匂いがするんだよな。
三國連太郎の演技が素晴らしすぎる。
ラストのファンタジーな描…
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