"春の匂いがした"
岩井俊二の作品には大体、病んだ人物か儚い人物が必ず一人は登場するけどこの映画は全くの王道青春映画というかドキュメンタリーのようなタッチで大学一年生の「松たか子」をひたすら描写し…
可もあれば不可もある四月を淡々と切り取っているところに好感を寄せたくなる。不器用な失敗と同じだけの暖かさを運んでくれる陽光と街並みが映えていた。それが最後は対照的に、桜の降るより雨の降る方が幸福とで…
>>続きを読む引っ越して来た日には桜のシャワー、恋するあの人に再会した日には祝福の暖かい雨。「世界は貴方に喜んで貰うために毎日沢山の嬉しい喜びを用意してくれている」っていう言葉を思い出して幸せで溢れた。不純な理由…
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