メランコリアの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「メランコリア」に投稿された感想・評価

seckey

seckeyの感想・評価

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天体鬱映画、って誰かが言っていてそれ以上のレビューは無いと思った。笑
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けど私の感想を少し。
世界の終わりがこんなに美しいのなら、最後の景色がこんなに美しいのなら、恐怖と感動を行ったり来たりしているうちに死んでしまうんだろうか。
ジャスティンに見えてる世界はfly byの前から変わらず美しくて、広大な芝生を歩く姿や森の奥で寝転ぶ姿は、いつか還る場所への親しみを表した神聖な行為にみえた。例えそれが万人には受け入れられなくても、ジャスティンの美しさと強さは徐々に増していく。すべてを手にいれたはずのクレアと、その差は歴然のラストだった。
まめ

まめの感想・評価

3.9
内容は面白いという感じじゃないけど
最後まで観てしまう不思議
カメラワークは最高にすき
人間関係とか心情ばっかりに目を向けてたら一瞬でクライマックス
音楽構成と色合いと久しぶりに良い映画を観た気分
ラース・フォン・トリアー監督8本目。
オープニングのスローモーションからいきなりそうだったけど、映像的には今までで一番美しく、とても叙情的。

静かな始まりで、いつ毎度のヤバイ展開になるか冷や冷やドキドキだったけど、取り越し苦労だった。
逆にトリアー監督の十八番、胸糞&支離滅裂を期待する方は肩透かしを喰らいます(笑)。
そういう意味では、トリアー監督作品らしく無いと言えばらしく無い。

地球滅亡ものと言っても、これはタイトルが示す通り「鬱」がベースのテーマなので、かなり異色。ただのパニック映画とは全然違う。静かに、深いです。

終末に直面したときに、普通の人が人格崩壊していくのとは逆に、鬱を患っている主人公ジャスティンが達観で自我を健全に保って行く様が、何とも皮肉。
でも、これは真理をついている気がする。
笑いながら「何度も死ぬ練習をしたよ」とインタビューでトークする、実際の鬱病罹患者トリアー監督だけに、かなり説得力があります。

それにしても主人公のオカン、最悪!
性格悪ぅ〜。
愛

愛の感想・評価

4.5
とにかく圧巻なラスト。

まともだとか鬱だとか、もうどんどん境界線がわからなくなってくる世界観が面白すぎた。

冒頭からラストまで終始素晴らしい映像の美しさにドキドキした。
Ryosuke

Ryosukeの感想・評価

3.8
いちいち綺麗で、もはやうごく絵画。
ザ•ラースフォントリアーさんって感じです。
絶望にいる人、そうでない人の強弱が表と裏のように様変わりしてキルスティンダンストに安心感と頼もしさすら感じてしまうほど。目が死んでるのに。
悲観さを装った人間賛歌じゃないですか。
gustave

gustaveの感想・評価

3.2
あー、鬱の描写がしんどかった…シャーロット・ランプリング演じる母親の毒親っぷりもキツい。結婚披露宴て両家ともまとも(そうに振る舞えるよう)な人達じゃないと成立しないし、普通に執り行えるだけですごい事だと思います。
シャルロット・ゲンズブールがまともな人で新鮮だった。観終わってから冒頭のシーンだけもう一度観ました。
監督と主演女優が実際に鬱病の苦しみを経験しているので鬱の描写に説得力がある
似たような苦しみを味わった事がある人はこの映画に共感できる部分がたくさんあると思う
胸糞悪いと感じる人もいるだろうが自分にとっては数少ない心が落ち着く映画
これ以上のハッピーエンドは無い
ファンタスティックシニカルSF。
ブラックミラーをスケール大きくして、
一本のNetflix映画に仕上げたような感じ。
(この時代にNetflixがあってラース・フォン・トリアがメガホンを取ったらこんな感じになるのかなという妄想)完璧な光と構図と音楽がスケール感を醸すばらしいー!

おすすめの鑑賞法
ひとりで、親しい人と
大きめの音で(雑踏がその場にいるような感覚になる)

×親しくなり始めた人、恋している時間が浅めな人との鑑賞
見どころは、
・オープニングのスロー映像
・姉妹の変容(対照的な浮き沈み)
・メランコリア映像時の音楽
・トリアー監督独特のカメラワーク
かな。
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