ほのぼのした古き良き時代の邦画
森繁久弥はじめ多くの俳優、女優が出ていた。若い三国連太郎、宍戸錠も。
ラストの駅に入線してきた機関車はC10だったが、ラストシーンで走り去る列車は他の機関車だった。こ…
5/8@神保町シアター
田舎で起こる小事件の数々にてんやわんやの人情に厚い警察官たち。
喜劇的ながら戦後の貧困に喘ぐ人々をまざまざと描いていた。
母と弟を求める二木てるみの演技に心打たれる。
…
宍戸錠(新人)のスタッフロールの時代!
三國連太郎さえ好青年。
警察署を中心に東北の貧しい人たちの群像劇。
みな生きることに必死で、みな優しい。
たまに森繁が加トちゃんに見えることがあるんだけど…
1955年公開。原作伊藤永之介。脚本井手俊郎。監督久松静児。
昨今の日本映画ではかんがえられないくらいにこの頃の日本映画には多くの人物が登場する。最近、川島雄三、成瀬巳喜男の監督作品を観ることにし…
このレビューはネタバレを含みます
田舎の警察署を舞台にした人情モノで、とにかく皆が貧乏。起きる事件は、身売り、捨て子、万引き、無銭飲食…すべてが「貧困」に起因するものばかり。
映画的誇張はあるかもしれないが、戦後10年の会津地方の現…