人類SOS!の作品情報・感想・評価

「人類SOS!」に投稿された感想・評価

ジョン・ウィンダムのSF小説『トリフィド時代』(The Day of the Triffids)の映画化作品。
「人類SOS」って、何か『ゾンビ』サスペリア版みたいやな(笑)

海兵のビルが病室で目覚めた時の、荒れ放題な病院内やロンドンの街などは、『28日後...』に受け継がれてるね。
流星群のくだりも含めると、『ナイト・オブ・ザ・コメット』にも。そういやタイトルも似てるな。
そうそう、それを言えば、『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』もコレに影響を受けてるらしい。

フェイズ1:流星群直視による、世界規模の失明
フェイズ2:マダツボミの進化系みたいなヤツら(笑)が人間を捕食して地上を征服
…失明被害に遭ったのはヨーロッパでしょ?
オーストラリアとかはどうだったのかな。

ビル一行と灯台夫婦がどの様にクロスオーバーするか?コレを楽しみに、ワクワクしながら観ていた。♪
(↓※ コメント欄にネタバレ)

高圧電流バリア設置から無線の修理、美味しいコーヒーまで、生活力をフルに発揮するビル。そらぁヒロインも惚れてまうで。嫁にしたい♪

そのバリアなんだけど、トリフィドの大群にぐる~り取り囲まれてるのにハッと気付いてから、慌ててスイッチ入れてるのね。(笑)
それまで待ってるトリフィドも行儀良すぎ。
あと、敷地内に都合良く存在する燃料タンクローリィとかな。

一方、灯台妻のスクリームがなかなか見事でして、
「一時間後に起こすわ…♪」
と優しく夫を寝かしつけてからの、あの
「―――ギャアアアアーーーーーッ!!☆」
な強烈目覚まし!これから毎朝アレで起こしてもろたらどないかと。(笑)

え?1962年のスペインにアメリカ海軍基地?当時の関係はどうなってたっけ…?
70年代以前のスペインが絡むと、いちいち視聴を中断してスペインの歴史を復習し直さないといけない。☆

古い作品だと思ってナメてたら、結構オモシロかった。♪
あー、でもリメイク版の『ラストデイズ・オブ・ザ・ワールド』は観る気にならんな~。長いし。
モ

モの感想・評価

3.3
トリイ・ヘイデンの著書『幽霊のような子』にて

『トリフィドの日』(ジョン・ウィンダムのSF小説。一九五一年。流星の影響で盲目になった人類を、動くように食人植物トリフィドの群れが襲うというもの。一九六三年に英国で映画化された)

という注釈を読んでなんて面白そうなんだ…と調べたら邦題が人類SOS!でB級かよ!となったものの、この時代のSF小説は大体分厚くて長くて気がすすまないし、どうやってこの状況を映像で表現したのか気になったので映画を鑑賞。映画を作るにあたって無駄な部分を端折ったらパニック要素の強い作品になったよ!って感じだったので、素直に原作を読むことにした
『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』等ゾンビ映画に多大な影響を与えたSFの古典、食人植物トリフィドのゆったり群れて歩く様はゾンビそのもの、主人公が静まり返った病院で目覚めるのは『28日後』個人的に流星群が来ると頭をよぎる映画。原作もオススメ
slow

slowの感想・評価

3.8
流星の光を見た人が"失明"!
人喰い植物まで出現!
終末パニックの傑作!★
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正式タイトルは『トリフィドの日~人類SOS!~』です。

『ハプニング』,『トレマーズ』に通じる傑作♪
ゾッとさせる演出がうまい!
人類に静かに忍び寄る植物の侵略テロ‼

『寄生獣』にも通じる所があり、
夜に異変が起きた翌朝、
目の手術をした患者が病室で目覚めると
そこにはだれの姿もいない…
そして聞こえてくる女性の叫び声…‼
患者が包帯を取り,初めて見た光景とは…!

"失明者"と"失明を免れた者"に分かれて、
免れた人にも色んなパターンがあって面白い♪
失明者を保護しようとする者、
失明者を襲う脱走した囚人達など…!

失明した世界で描くべき所を
とことん描ききってるだけでなく、
モンスターの特殊メイクも手を抜かない!
当時のハリボテな部分をも上回るくらい、
キモち悪い音や動きで異様な不気味さが
滲み出てgood!♪

主役の大人の賢い男とお嬢様っぽい少女との
コンビプレイも良くて,他人だった二人が
家族のような絆が芽生え始めてくのもイイ♪

当時で描くパニック映画の限界120%を超えた
素晴らしい出来に拍手喝采を贈りたい!
これは間違いなくSFパニック映画の傑作だ!♪
父がAmazonでDVDを購入。

植物が襲ってくるだって!?
鉱物、スライム...昔から変わったモンスターパニック映画はあったんだなぁ...

全世界失明の冒頭は『ブラインドネス』を思い出しました。

僕は家族とピザを食べながら楽しみました!
福原実

福原実の感想・評価

3.7
1962年製作の古典SF映画。
マークした作品では最古。
未曾有の流星雨が降り注いだ夜にそれを観た人々が失明してしまう。更に食人植物が大量発生して人間を襲い始めるというダブルパンチ。
昔の映画なので特撮がしょぼいのだが、味があって観てて楽しい。BGMが大仰。フルオーケストラか? タイトルバックが前触れもなく突然出るので心臓に悪い。二つの話が並行して進むのだが、結局交わらないのね…
ジョン・ウィンダムのSF小説を映画化したもの。

全人類が失明!
とか言うと、「ブラインドネス」みたいな?と思われるかもしれませんが、全然違います。
人喰い植物が、植物のくせして歩いて襲ってくるモンスター映画だったりします。

流星が降り注ぐ世紀の天体ショーを一目見ようと、夜空を見上げた世界中の人々が、失明しちゃいます。
なんだか同じような設定でゾンビ映画もあったような気もしますが、きっと本作をパクッた設定でしょうね。
なにしろ、本作ったら結構古い映画ですから・・・。
むか~し、よくテレ東とかで午前中に放映していたりしましたよ。

なにはともあれ目が見えなくなってしまった人類でしたが、そこへ更なる脅威が襲いかかるわけです。
それこそがトリフィドと呼ばれる人喰い植物!
トリフィドはのそのそと歩いては、目が見えなくて困っている方々を食べちゃうという暴挙を働く不届き千万な輩なのですが、こいつらがまた大量に発生しちゃって大変~!
つまり、人類SOS!!なんですなあ!

最終的にはトリフィドの弱点が、実は地球上に腐るほどある「あるもの」だということが偶然にも発見されて終わります。
あっさり風味のラストですが、やはり昔の映画なのでインパクトが薄いのも仕方ないのかもしれません。
それでも、子供だった当時は、大変楽しく鑑賞させてもらいましたが・・・。

後年になってテレビドラマ化もされているほどには知られている作品ではありますね。


テレビ放送にて