火まつりに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『火まつり』に投稿された感想・評価

木こり,焚き,金具飛ばし,糸,船,傘貴婦人,傘落とし,猪v犬,犬追加,スナックなす,魚持ち若者,生簀.魚大量死体,包丁屋,セスナ,チアリーダー,漁師会合,浜村山林,トロッコ.みかん,バイク,ラジカセ…

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中上健次にオリジナル脚本を得た柳町光男の入魂の作品。熊野七人殺しをモデルにしているが、「十九歳の地図」の憎悪、「さらば愛しき大地」の、自然と事故の一体化は、雨の中で山の神と対話するシーンに繋がってい…

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ATGっぽいけどセゾン映画の1作目。紀州熊野で土着的な営みを続けてる木こり(北大路欣也)がやがて“生き場”を失っていく神話的世界。ハレとケ→ケガレ、祝祭と性愛。

濱口竜介『悪は存在しない』にも影響…

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このレビューはネタバレを含みます

スピリチュアル映画の傑作。熊野一族7人殺害事件に至るまでの犯人の精神変容の過程(わかりにくいが)が丁寧に描かれている。殺戮の直前、下校中の子供達が「UFOを見た」と口々にはしゃぐのは、主人公の犯行と…

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パワー漲る作品。ラストは流石に仰天した。ちょうど都会の隅っこでチマチマと神経を蝕んでいくのに疲れていたので、大自然の神秘と素直な狂気の発散を観て、頭の底が綺麗さっぱり洗われる心地がした。
4.8
これはすごい。何十年ぶりかでやっと見れた。映像も音楽も美しい。野生味溢れる北大路欣也も太一喜和子も素晴らしい。柳町光男はもっと作品作って欲しかった。
4.9

【海と山の禍】

海と山に挟まれた小さな町を舞台に、ひとりの木こりの姿を土着的な風土の中に神話的な世界を融合させ描いた異色のドラマ。作家・中上健次の書き下ろし脚本を柳町光男監督が映画化。

〈あらす…

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ぜろ
4.5

最初の10分で傑作を確信した。
前は海、後ろは山に囲まれた紀州・熊野の田舎町の物語だ。  

主人公はこの町の乱暴者である達夫。 
腕っぷしの立つ木こりだ。
妻子持ちの身だが同僚や漁師とつるんで悪さ…

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果糖
4.5
男臭さムンムン。北大路欣也はその歩き方からして厳しく喧しく、暴発する暴力の説得力が桁違い。
凄い映画を目の当たりにした感じだった。
熊野の神々が怒っているような。

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