私も蓮實重彦のダイレクトマーケティングを受けたクチですよ。(参照: 『ショットとは何か』)
いや、めっちゃ面白かった!
駆け抜ける乾いた暴力の切れ味。ファムファタール的でもない美女を伴った闘争逃走…
銃口を向けながらも子供だけはどう考えても「殺せなかった」ベイビー・フェイス・ネルソンが、愛した人間の手によって殺されることを懇願するときの、過剰なまでの嗚咽と静かな墓場の風景に気持ちが高まると同時に…
>>続きを読む完璧。心理ゼロすぎてやばい。とんでもなくタイト。90分以内の鏡。ジャック・イーラムが事務所を出て号外の新聞を受け取って家を出ると警察に尾行されるのをワンカットで処理する効率の良さやばい。
防弾チョ…
ネルソンは身長が小さくて、ベビーフェイスな事がコンプレックス。
だから基本偉そうだし、虚勢を張るし、亭主関白。自分をそうやって大きく見せようとする奴なんてろくな結果になりません。
ラストシーンは果た…
かなり、ストーリーとしては破綻している気がした。
女性がまるでアクセサリーのような扱いをされていて、お人形のようだった。彼女に心はあったのだろうか。
車のシーンが否が応でもワクワクする。
F…
蓮實先生がこの映画をよく熱弁してるからずっと観たかった。ようやく観れて感無量。
ネルソンとスーが再会して見つめ合うシーンの光加減が最高。2人の人生を表すかのような理性のない野生的な目。白黒映画だか…
身長を気にする方は、おそらくどんなに頑張っても他人の頭を無意識のうちに見上げてしまうと思うのですが、ネルソンはそれと同じように虚勢を張って銃を抜いてしまう。かなり悲惨な映画でした。
素知らぬ顔で厚…
なによりも女優が素晴らしかった。キャロリン・ジョーンズ、初めて見たがかなり好きです。
美しさと凛々しさと聡明さと繊細さがあって、クール且つキュート。
ネルソンとの対比もあってすごい背が高く見えたの…