最初、多襄丸の心情理解できんくて、入り込めんかったけど、まあ後半からだいぶついてけたかなって感じ。シリアスにいきたいのかふざけてるんかようわからんくて。
にしても、アコかわいそすぎて、ウラ話あって…
2021-09-12記。
『羅生門』と比べてみれば、なるほど同じ「藪の中」が原作だと分かり、よく練られた脚本が面白い。
でも小栗旬のファンに黒澤明や芥川龍之介を要求するのは…。そのあたりが低評価につ…
黒澤明の「羅生門」見たことある?
時代劇のフリした法廷サスペンスっぷりに初めて見た時、テンション爆上がりして鼻血吹き出したんだよね~♪
(病気やん)
でさぁ見たあとに芥川龍之介の「藪の中」が原作っ…
芥川龍之介の『藪の中』にオヒレハヒレがついた作品。
黒澤明の『羅生門』でも「藪の中」は使われていたがそちらでは自己防衛に走るそれぞれの言い分が人間臭くて面白いと感じた。
こちらではそう言った肝心要の…
芥川龍之介さんの「藪の中」に登場する多襄丸にフォーカスした作品。
原作ファンには不評みたいだけど原作未読の身からすると、桜丸の策略といい、阿古の画策といい、勧善懲悪の展開といい、全体を通して面白かっ…
このレビューはネタバレを含みます
室町末期。
小栗旬演じる畠山直光に仕える家臣の桜丸を演じる田中圭さん。
空腹から芋を盗んだ自分を救ってくれ、兄弟同然に可愛がってくれた直光を裏切り、直光の代わりに家を乗っ取ろうとする役どころ。
…
芥川龍之介の「藪の中」に想を得た作品とのこと。学生時代に読んで興味深いと思った記憶がある。芥川のはだいぶ解釈が難しいが、本作は辻褄が合うように落とし込んでおり、分かりやすい。小栗旬さんは何を演らせて…
>>続きを読む芥川龍之介の「藪の中」に登場する盗賊の多襄丸を主人公にしたオリジナルストーリー。小栗旬の舞台「カリギュラ」を観たプロデューサーが映像化しようとしたことから始まった。
所々無理があるような演出がある…