"作家・伊上浩作はおばあちゃんにやさしい しかし息子の浩作は恨んでいる 恨みが原動力 恨みを忘れたカナリアは唄わない"
琴子ちゃんは父親を真っ直ぐにみている そして大事にしていること だいすきだと…
どうしてもこんな作品を観たら自分の母のことを思ってしまう。最近久しぶりに会った母は随分と歳をとってしまっていた。でもいつまで経っても母にしたら自分はただの子どもなんだなぁ。うちは幸いまだ認知症にもな…
>>続きを読む痴呆が進んでいく母親と息子の物語。
樹木希林の進行する痴呆と、それが進むにつれ、息子への愛が彼女らしく表に露呈してくる様が、非常に美しい。女の最後は、こうも美しくなるものなのだと、胸がいっぱいになり…
認知症の人が深夜に徘徊したり、急に怒りっぽくなったりなど、実際に回りにいるととても納得してしまう。
思わず身をつまされる部分もありで、他人事とは思えない内容であった。
子供のころに母に捨てられたと…
役所さんと樹木希林さんの素晴らしさが際立ちまくってる作品だった … あそこまで自然なお芝居できるの(もはやお芝居に見えない)本当にもう言葉にならないくらい凄い。凄いとしか言えない。親と、子と、出会い…
>>続きを読む見始めてから、以前見たことがあることに気づいた。以前は、ゆったりとした昭和の家族の物語で、母親に対して抱いていた蟠りが溶けていく物語という感じで、淡々とした映画だなあと思っていたんだけど、見直して、…
>>続きを読む日本の戦後の家族。
父親の権威が強かった時から、徐々に娘たちの主張が尊重される時代へと変わっていく。
戦前に生まれた祖母は、息子との過去を愁いつつも、家族に囲まれ自由に暮らす。
作家である息子からみ…