喝采の作品情報・感想・評価

『喝采』に投稿された感想・評価

3.9
このレビューはネタバレを含みます

トーキー初期の名作。ニューヨークの場末のボードビル劇場の三流ショーガールとヒモ、そして彼女な娘を描く、業界裏側のドラマ。

サウンドの使い方、特にクライマックス、楽屋で毒を飲み琴切れた母に、賑やかな…

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pppp
3.3
カメラワークとロケ
影、脚
壁やテーブルの写真をなめて母親をとらえる、服毒へとつなぐワンカット

淀川長治・蓮實重彦・山田宏一『映画千夜一夜』で紹介され淀川長治氏が激賞していたバックステージもので興味を惹かれ観ました。後年B.クロスビー・G.ケリーの同名作品ありましたが内容はちょっと違います。ち…

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おもしろかった

老いとは残酷だ。とりわけショーダンサーの末路は悲哀に満ちている。この作品でも、最低の男とカトリックの美娘を交えながら、その悲哀ぶりを否応なく見せつけてくる。ダンサーの母は、その悪い男につけいられ、酒…

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悲しいです。ちょっと言うのが憚られますが、主人公のキティさんは愚かです。愚かなことは悲しいことなのであります。

仕事をもらってきてくれるので、ありがたいんでしょうか。あんなダニみたいな男(ヒッチ)…

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山本
4.0
掘り出し物
Ricola
3.9

母と娘の愛が切なくドラマティックに描かれている。ストーリー以上に演出が、その切なさをかき立てる。さらにそれは母娘の愛情というより、母娘関係を邪魔し脅かす卑劣な男の対比が強調されることによってである。…

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3.4

悪い男に食い物にされる女性たち
年重ねて舞台からお払い箱になる母親と穢れを知らずできらびやかな娘との対比が物悲しい
母のキティは荒んだ面もあるが、自分を反面教師に娘を大事に思う親心を持っていただけに…

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