ロバート・リスキンの戯曲が原作のキャプラスクの原形と思える作品。だが、後のヒューマニズムや理想主義とは違い毒がある。ブレヒトの三文オペラを思い出させる偽宗教の金儲け。身障者のサクラの仕込みや上手の階…
>>続きを読むフランクキャプラの保守的とも取れる、甘い理想主義と、本作の序盤から提示される痺れるような意地悪さが、居心地の悪い共存状態にありながら、そのまま全速力で突っ走り最後までそれらは混じり合わずに終わる。
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フランク・キャプラ監督×バーバラ・スタンウイックの「希望の星」(1930)に次ぐ二本目。インチキ宗教を取り巻く社会派メロドラマ。原作は後にキャプラ監督と名タッグを組む脚本家ロバート・リスキンの戯曲「…
>>続きを読むバーバラ・スタンウィック主演でフランク・キャプラ監督作品なので観てみた🙂
1931年映画であり、バーバラ・スタンウィックの初期作品でさすがに若く、フランク・キャプラも初期作品であるものの後年の傑作群…
旅人に唆され人々の伝道師として祭り上げられていく神父の娘。
冒頭のバーバラ・スタンウィックの独白場面から強烈。彼女を街に残すために辛い芝居をする盲目の青年とそれを察するバーバラのやり取りの切なさ……
これもキャプラ監督作品でハッピーエンド。しかしやはり胸に突き刺さるものがあるんだよなぁ。
盲目の青年を演じるデヴィッドがかなりいい!彼がバーバラに、街に残ってもらうために、また彼女に自信を取り戻さ…
冒頭、急激に切り替わるテンションとヒロインの大演説。『深夜の告白』の妖艶なファム・ファタールであるバーバラ・スタンウィックだが、本作では饒舌な姿を拝める。唐突にインチキ商売を受け入れるフローレンス…
>>続きを読むバーバラ スタンウイックさんが最初からぶっち切りの演技で、すごいことになっています。
こんな時代に女性が強くて、自由に伸びのびとスクリーンで動いてるなんて…当たり前に日本とは全然ちがいますね。
今な…