死の棘の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『死の棘』に投稿された感想・評価

Omizu
4.3

【1990年キネマ旬報ベストテン 第3位】
『泥の河』の小栗康平監督の3作目。原作は島尾敏雄の同名小説。
小栗康平ならではのキリキリとした緊張感、カッチリ決まった美しく計算し尽くされた画面構成、突然…

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qqq
-
素晴らしい
あ
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再見
何もかもが偉大
論理的な構築かと思えば破茶滅茶な飛躍のバランス
増村よりも小栗
映画史に残る大傑作
もっと評価されていい
谷口
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台詞もセットも何もかもが作り物(虚構)である事がまざまざ見せられる事で生気が全く通っていない

決して寄ることのないカメラが起きている出来事のリアリティを増している
鬱病のキャットファイトみたいで割としょうもないと思ってしまった。ジャック・タチぽい機械感の作為が見え透いてしまい…。でもまあそこそこ面白がれるしケンカするとこは笑える。岸部一徳と不倫相手の顔が良い。
SNOW
4.0

題材はもとより、「これは作り物です」と言わんばかりの台詞回しや、現実から遊離した自宅セットなど、恐らく小栗監督が助監督を務めた「心中天網島」の影響が無視できない作品で、前衛的な世界観で夫婦の痴話喧嘩…

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島尾敏雄の私小説を、小栗康平が脚色・監督した。かなり原作を損なわぬよう、忠実に映画化している。「泥の河」と並ぶ小栗の傑作。主演が松坂慶子と岸部一徳というのも意外性のあるキャスティング。
丸の内ピカデ…

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誰も言わないけど日本映画の傑作の一つであるとわたしは思う。
だいぶ前に原作小説は読んでいたが、まさか映画をU-NEXTで見られるとは思わなかった。
この映画が1990年に作られたということも重要だと…

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