カフカ原作「アメリカ」を、ストローブ=ユイレが映画化。自由の女神が見えてくる。船上のカール・ロスマンと火夫との対話、船長室に。下船し、宿へ。両親の写真をみつめるカール。エレベーターボーイの職を得るが…
>>続きを読むわぁ、おもしろい。
カット割やカメラの置き方で誰かの心情を表す事なく、まるでカメラがカメラという役をもらって映画に存在しているような、丁度良い温度感。
そして、ショットとショットの繋ぎがまた良い。説…
画面の切り取り方が独特で、長回しの映像の入り方もいい。
小説を読んでから見るとより入り込めるように感じた。
みるみるうちに階級が落ちていくロビンソンだが、淡々とした映像によって少し笑えてくる。そうし…