遊侠三国志 鉄火の花道の作品情報・感想・評価

「遊侠三国志 鉄火の花道」に投稿された感想・評価

こづ堂

こづ堂の感想・評価

3.6
観客が観たいものを提供した娯楽作品。

シンプルな話で戦闘シーンが多くて、裕次郎、旭、英樹を存分に堪能できる。

特に旭がいいとこを持ってく。
 圧倒的小林旭。裕次郎も英樹もルミ子も全員どうでもいい。

 日活の歴史を感じる。片目の小林旭は丹下左膳のよう。映画館(電気館と書いてある)のスクリーン裏でチンピラと戦うシーンは、紙吹雪が舞うのも含めて鈴木清順みたいなのだが、ここで上映されている作品は伊藤大輔『血煙高田馬場』。つまりこの物語、1928年以降という設定らしい。そうは全然見えないけれども、まあそれはさておき、その後すぐに出てくる大きな丸い桶(?)は『忠次旅日記』を思い出させる。また、小林旭が敵から逃げるために側溝みたいなところに入るくだりは『河内山宗俊』みたいだ。