エドウッドだと知らずに観たんだけど、この時代に女装癖を題材に扱っている時点で凄いんじゃないかと思ったし、確かに途中は破綻しているけど悪夢的な表現はリンチだって似た様なもんだしさ、なにかと下手だとは思…
>>続きを読む語り部がベラ・ルゴシの印象が強すぎる。
女装とか性転換をテーマにマイノリティと女装癖の青年の悩み、心理交えつつ真摯に取扱かおうとするものの、特に面白さはない。
一方でグレンとグレンダのエピソードは語…
エド・ウッドの作品なので鷹を括って見られるのだろうが、1950年代に女装癖やトランスジェンダーといったセクマイについて、多少の事実誤認はあろうがまじめに取り上げようしており、そこは、めちゃくちゃ先進…
>>続きを読むサイテー映画を観て、ゲラゲラ笑おうというブームが、20年ぐらい前に映画秘宝辺りから火がついて起こった時、真っ先に取り上げられたのが、エド・ウッド監督だった。
「ブラン9」を観た時に確かにそう思ったが…
世にも奇妙な物語のタモさん味を感じた。
所々のおふざけに見える描写は意図的なのか、受け取り手に託したのか気になる。
確かに奇妙だけど、昔の映画だからとかこういう映画もあるよなみたいな理由付けをする自…
当時、先進的かつセンシティブなテーマを、まじめに考えて、まじめに撮った映画だと思う。
エド・ウッドが当事者で、ならではの深い考察があることも伺える。
なのに、なぜ、この世の7不思議を扱っているかの…
8 1/2のように混沌した世界観がスクリーンにチラつき、一方でどうしようもなく女装がしたいんですぅと悩みを抱えている何人かの男性とその妻が出てくる話。
当時マッカーシズムがハリウッドにも吹き荒れ、…
「最低映画監督」として知られるエド・ウッド。
僕は最低だとは思わない。技術が伴っていないが凡百の映画監督にはない作家性があると思う。
時代を先取りしまくったジェンダーレスなテーマは今こそ見るべきだと…