キャメロットの作品情報・感想・評価

キャメロット1967年製作の映画)

CAMELOT

製作国:

上映時間:182分

ジャンル:

3.6

「キャメロット」に投稿された感想・評価

『ハリー・ポッター』シリーズの初代ダンブルドア校長役でもおなじみ、リチャード・ハリスがアーサー王に扮した名作ミュージカルの映画化。グウィネヴィア役にヴァネッサ・レッドグレーヴ、ランスロット役にフランコ・ネロ(ジャンゴ!!)と豪華な布陣。『キャメロット』のタイトル自体は聞いたことがあったのですが、ミュージカルと知らなかったので、ハリスさまが歌いだしたときはびっくりしてしまいました(笑)。ミュージカルの全盛の時代が終わりつつあった1960年代後半に制作された、インターミッションありの超豪華絢爛ミュージカルとなっています。

キャメロット王国で王妃グウィネヴィアと運命的な出会いを果たし結婚したアーサー王だったが、”円卓の騎士”であり彼の忠実な部下だったランスロットがグウィネヴィアと不倫の恋に走っていることを思いがけず知ることになり…。

表題曲の”キャメロット”は劇中で何度も歌われるので覚えましたが、それ以外の楽曲は難しい旋律(オペラ風?)が多くて、あまり印象に残らず…。どちらかというと波乱に満ちたアーサー王、グウィネヴィア、ランスロットによる三角関係を中心にしたスペクタクル・ドラマとして見ごたえある作品でした。
観終わった後の端的な感想としては、とにかくグウィネヴィアが身勝手すぎ、という点…!(笑)アーサーもランスロットもそれぞれ魅力にあふれた素敵な人物なのは分かるのですが、両方を手に入れようと中途半端な態度を取り続けた結果、王国を巻き込んだ大変な騒動に繋がるわけで…。あまり悪びれている素振りのない彼女に全くと言っても過言ではないほど共感できず、腑に落ちなかったです。激情的な愛はこうも人をも国も狂わせるのですね…。グウィネヴィアが自分の美しさを理解しているのが良く分かる、ヴァネッサ・レッドグレーヴの憎たらしい演技がまた良かったです(笑)。
威厳あふれる王でありながら実は心に迷いを抱えたアーサー王。ランスロットと妻の不貞を知りながらも耐え続けて心を病んでいく姿を見ているととにかく気の毒で、他の映画で見るような強いアーサー王のイメージと全く違って新鮮に感じました。今まで観てきた映画と比べてもリチャード・ハリスは特にアーサー王のイメージにぴったりな印象。
素晴らしい騎士ながらも主君を裏切ることになるランスロット。端正な顔立ちのフランコ・ネロの好演が光る一方で、不倫していてもあまり悪びれるそぶりがなかったのでこれまた共感できず(笑)。とにかく最初から最後までアーサー王が不憫でならない映画でした…。

でも、断片的ながらもアーサー王の逸話も要所要所できちんと語られるので、背景知識がなくとも非常に分かりやすく観ることができた作品でした。きっと円卓の騎士の物語は様々なパターンがあるだろうから一概にこれが正しいとは言えないと思いますが、どちらかというとみんながよく知っているような王道のアーサー王伝説のイメージをなぞっている印象。
Yuzo

Yuzoの感想・評価

3.0
バネッサ・レッドグレーブが思いのほか美しく魅力的。重厚なリチャード・ハリスに対し、恋敵のフランコ・ネロが今ひとつで残念。話も映像も衣装も良いが、いかんせん長い。ミュージカルではなく、イギリス製作の野趣溢れる史劇で観たかった。
お盆休みなので長編に挑戦

1967年公開同名ミュージカルの映画化
182分

アーサー王作品は、ガイ・リッチーのヘッポコしか観ていなかったので、久しぶり♪

歌もセットも素晴らしい☆

が、内容がクソ過ぎるんだよなぁ…
身分違いの恋?
三角関係?!

知ってたけど、長々と観るとよりムカつく(´Д`)


ストーリィは…

アーサー王と王妃グエナヴィア。

幸せに暮らし、円卓の騎士とか考えていた。

そこへフランスから若くて強くてハンサムな騎士、ランスロットがやって来る。

王妃とランスロット惹かれ合う…


です。



アーサー王が気の毒。。。

なんなのグエナヴィア?!
よく王妃の分際で不倫出来るよね。
このビッチは縛り首で良いと思う。

ランスロットはピュアボケだから、まあ仕方ない。
アホだもん。
フランス人だし。
まあパイプカットくらいで許す。

アーサー役リチャード・ハリスの顔が、なんとも不憫で情けないキャラにぴったりだったw
ゴリゴリ格好良い王モノばかり観ていたので、これは新鮮!

グエナヴィアは…なんか名取裕子みたいな方でした。
舞台ではジュリー・アンドリュースだったそう。
それならまだ耐えられたかも(笑)

マーリンがほぼ出てこないのが残念。

ワンコや馬、リス、キツネなど、動物が癒しでした♪

こんなラブストーリィ微塵も応援出来ないし、アーサーが可哀想。
いくらミュージカルでも、これは楽しめませんでした。。。
Aika

Aikaの感想・評価

4.3
リン・M・ミランダが一晩限りのチャリティーコンサートで今作をやるということで、お勉強がてら映画版から。
(コンサートは終了したけど、今のところ全く動画は出てないので観れることはなさそう…くっ…)

「マイフェアレディ」のアラン・J・ラーナー&フレデリック・ロウによるBWミュージカルの映画化。
(BWではジュリー・アンドリュースが出演していたので、BW版サントラもおすすめ!)
原作は「円卓の騎士」
原作は未読だけど、ディズニーの「王様の剣」と繋がるのに気づいてからは、アーサー王!エクスカリバー!マーリン!と興奮した笑

しかし今作では偉大な王になるサクセスストーリーの部分ではなく、愛する王妃が円卓の騎士の一員でありアーサー王の親友でもあるランスロットと恋に落ち、三角関係となってしまう悲劇を中心に描かれる。そして180分もあるのでファンタジーなのにかなり重いしちょいと暗い。久々にintermissionがあるミュージカル観たなぁ。

でも曲はとてもよかった!
アーサー王と王妃グィネヴィアのお伽話のような出会い(セットが超豪華)から、何度も歌われる表題曲「Camelot」前半はまだ明るく華やかな曲が多い。
中盤から3人それぞれの心情や悩める関係を歌うのでちょっとこってりするけど、「If Ever I Would Leave You」「Before I Gaze at You Again」は名曲。

そんな名曲に惑わされてるかもしれないけど、誰が悪いと言い難い三角関係。それをアーサー王も理解してるのがまた切ない。それにしても王様いい人すぎだけど…

そしてこの三角関係が終焉に向かうとき、一筋の光がアーサー王を救う。
このときのアーサー王の表情!人生恋愛だけじゃないから!信じてればいいことあるね!デカい円卓万歳!って肩バンバンしながら一緒に泣きたかった。
そして彼の正義は絶えることなく、後世に伝わっていく。

アーサー王を演じたのはリチャード・ハリス。彼がダンブルドア校長なんだね〜そろそろハリポタも観なくては…
王妃とランスロットは実生活ではカップルだそうで。美男美女!

イギリスらしい風景や台詞も楽しめるし、
アーサー王にも俄然興味がわきました。本読んでみようかな。

ちなみにリンがこの作品を選んだのは、リンママが今作のファンだからだそう。
それだけかよ!と思ったけど、彼は今やミュージカル界の王様だから、それでオッケーなんだろうなぁ。すごい。
のん

のんの感想・評価

3.0

ヴァネッサ・レッドグレイヴ(グネヴィア)とフランコ・ネロ(ランスロット)がキャスティングされてたので観ました。

ストーリーは、小説「円卓の騎士」を基にしたもので、アーサー王の王妃グネヴィアと、円卓の騎士ランスロットの不倫と、それを知りつつ、平和な社会を築くことに心を尽くすアーサー王の苦悩が描かれてます(?)。
ミュージカルと言うには歌は少ない(ちなみにヴァネッサ・レッドグレイヴとフランコ・ネロは吹き替え)し物足りないけど、アーサー王伝説ラブファンタジー雰囲気はたっぷり。


ただ、フランコ・ネロがなんだかカッコいい!というかキラキラしちゃって愛しい♡
恋する男の瞳だわ〜って勝手に妄想して見てました。
だってこの二人、この映画で知り合い、子供も出来るも結婚はせず…その後2006年になって正式に結婚したというだもの。そっちのラブストーリーの方が気になって仕方なかった。
犬

犬の感想・評価

3.7


アーサー王と王妃グエナヴィア、そしてランスロット卿
アーサー王伝説を描くミュージカルドラマ

幸せ

大作ですね
長いけど飽きはしなかった

3人の関係性が見どころ

ミュージカルシーンは思ったほど無い

セット、美術がスゴい
円卓も印象的

ランスロットが強いです
アーサー王、王妃グゥネヴィア、円卓騎士ランスロットの三角関係を中心にしたミュージカルの映画化作品。円卓の騎士成立前後の話で冒険系・魔法系ではない。聖剣エクスカリバーの出番も控え目。正直ミュージカルとしての魅力はあまりないが、王道系ラブストーリーと騎士道の世を実現しようとする理想主義者のアーサー像が取っ付きやすく、豪華なセットや衣装の魅力も相俟って長尺の割に歴史物語として楽しめる作品。悩める王を演じるリチャード・ハリスが素晴らしい。
2018.8.11 DVD(字幕)
ささみ

ささみの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

暗い雰囲気から始まるけどコメディーもちゃんと挟んでいて観やすいしストーリーも面白い。
王と妃と盟友の騎士の三角関係、王のそれでもこの3人で歩んで行きたいと密告したものを証拠はないと罰したり2人のことを知っても優しい眼差しを向ける姿に胸が辛くなる。
平和を話し合いたい、平等だから上座は要らないと用意した円卓が騎士の争いで割れる光景や、あなたの瞳に許しがあることを知っていたというギネヴィアに涙腺がゆるゆるになりました。アーサーは王になるには優しすぎた。
ラストの円卓に憧れる少年との出会いで私の勝利はこれだ と爵位を与えるシーンがすごく良かった。
みずき

みずきの感想・評価

3.9
衣装も舞台もめちゃくちゃ豪華。出し惜しみしない感じ。
脚本、ビジュアルともにきれい。
ストーリーを知った上で見るからこそいいミュージカル。