『リオの男』(1964)に続くフィリップ・ド・ブロカ監督と主演ジャン=ポール・ベルモンドのタッグ作品。
原作はジュール・ヴェルヌの小説『必死の逃亡者』をブロカ監督が自由な解釈で映画化。
『リオの男…
THE荒唐無稽。細かいことは気にすんな!
ジャッキー映画の原点これじゃん!
全編コミカルアクション。
香港からカトマンズを飛び回る鬼ごっこシチュエーション。
陸海空でのノースタントシーンがたっぷり…
のんきな若旦那と有能な従者の珍道中。ウッドハウスや坂田靖子にも通じる。
西洋から見たエキゾチックな素材としての東洋を感じる箇所もあるが、ロケと人力によるこうした映像は、今後作られる機会は少ないだろう…
香港やカトマンズの街が生々しい。ハリウッド映画が描く小綺麗なエキゾチシズムとは一線を画す。香港の薄汚い路地やジャンクが行き交う港は歴史的な記録ですらある。ベルモンドが演じる億万長者のボンチに、ジャン…
>>続きを読む8/26@新文芸坐
人生に退屈し、自殺未遂を繰り返す億万長者。生命保険を掛け、命を狙われる事で生きる意欲が湧いていく。
アジアの国々を股に掛け、コミカルかつスタイリッシュに逃走を続けるベルモンド…
LES TRIBULATIONS D’UN CHINOIS EN CHINE a film by Philippe de Broca © 1965 TF1 Droits Audiovisuels All rights reserved.