戦争の虚しさとその傷跡を独自の視点で描いた作品。
前線で剣林弾雨を駆け抜ける作品が多い中、そうではない兵士達にフォーカスしており、ラストも何とも言えず切ない。
前半はコメディ色もあったりするが、後半…
本作は、戦闘なき戦争の中にある虚しさを描いている。目立った戦闘シーンもなく、ある意味では、最もリアルな戦争を描いていると言っても良いのかもしれない。
過去の歴史の中で、多くの作品が「戦争の悲惨さ」…
原作者のAnthony Swoffordは軍人一家に生まれ育ち、18歳で米国の海兵隊に入隊した。1990年から1991年までの体験を原作に記している。
Anthony SwoffordとJake …
訓練訓練また訓練…からのようやく実戦と思いきや、あっという間に終了。
よくある作品とは違った角度で戦争を描いていて、それがとてもリアリティを感じられた。
人を殺さずに済むのならそれに越した事はないが…
〈メモ〉
・”空っぽのビン”だけど、あれこれ考えちゃってる様が良い
・油と火の噴水
・除隊されて相当経つだろうに、丸刈りで棺桶に入ってるのは、戦場を引きずり続けていたからか
・軍隊あるあるである、あ…
確かに、リアルってこうかもしれない🪖
湾岸戦争を体験した、実在の海兵隊員の手記をもとにしている作品。スオフードは18歳。父も祖父も海兵隊だったので、1989年、悩みつつも海兵隊へ志願します。
…
連日の訓練と哨戒、万一敵と遭遇して勝って帰れれば勲章が貰えて負ければそこで終わり。戦闘らしい戦闘がなく無事帰国出来たと思う一方で、ではあの時に敵の上級将校を狙撃しようとしていた自分の指先に込めた気持…
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