タイガーランドの作品情報・感想・評価

「タイガーランド」に投稿された感想・評価

Skipper

Skipperの感想・評価

4.0
人間性を死守する男の話。好みの作品過ぎて。新兵訓練モノ好きだし。抑えた作りのミリタリーモノ好きだし。反抗的だけど有能な男って好きだし。いっときの輝かしい友情も好きだし。
ザラついた絵作りも良かった。
フルメタル・ジャケットへのオマージュだけにとどまらず、ある種のクリディカルな視点を感じさせる名作といえる。フィルムによる撮影だと思うがそのザラつきがとても心地よかった。映画としてうまく成立している。
HIDESHI

HIDESHIの感想・評価

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暴力と狂気が支配する中、ひとりの青年が下した最後の決断とは?
ベトナム戦争下、徴兵された主人公ボズ。
彼は戦争そのものに全く納得がいかず、新兵訓練時に除隊をするために様々な策を講じる。

彼の行動は規律を乱す事が多く、最初はイライラさせられる。
しかし物語が進むうちに、まともじゃない組織の中で周りからおかしいと思われる行いをする事は、実は真っ当な事なんじゃないか、と思わせられる。
主人公の主張と行動は、反戦だから軍隊にはいたくないという事で終始一貫している。

映画としては訓練だけで物語は終わるし、画的にはかなり地味なので一般的な戦争映画を求める場合はあまりオススメ出来ないかな(^^;
Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

3.0
‪ ‪ ‪「タイガーランド」‬
‪冒頭、ルイジアナ州ポーク基地。怒号の中、起床する新兵。一人の問題児。軍法会議、行進、基地から戦場へ。仏軍、中国軍を倒した敵。対立、恐怖…本作はJ.シューマカーが既にベト映画なんぞ過去の事にされた21世紀になった年に撮った戦争物で他のベト戦とは違い既に勝ちが見込めず‬失敗と囁かれた時代に、軍規の抜け道を使い仲間を相次ぎ除隊させるC.ファレル演じるボズが反抗し抗議し軍に立ち向かう様子を映した点に従来の映画とは差別化できる。この物語はエグくて米国全土から集まった個々の心情を抱く若者が鬼上官に扱かれ8週間訓練し米国に軍が作った米版ベトナム即ちタイガー‬ランドに行き過酷な1週間を味わい、異国の地ベトナムに送り込まれる…結果死ぬと言う地獄の特典が付く…更に愛国心無き若者が集うから不満は爆発。敵陣が出現しない分ベト戦らしさは無く米国の奥地で訓練を余儀なくしてる若者をただ映した風変りな一作だ。にしてもブロックバスター映画じゃなくても名‬‪作は誕生すると後のフォーンブースで知らしめられたよ。やはりこの監督の作品は面白い物ばかりだ…依頼人しかり、評決のとき、フォーリングダウン等、山の様にある。本作は然程知識が無くとも理解でき多くの人に勧められる作品だ。勿論ディエンビエンフーの戦いから歴史知識を蓄え鑑賞するのが最高だ。‬
Zak13

Zak13の感想・評価

4.0
命かかってる学園ドラマ。
16mmフィルムが生々しくて良い。
これはアメリカ人には受けないだけについついうなづいてしまう。
おりこ

おりこの感想・評価

3.3
ベトナム戦争時の新兵の訓練映画。皆仲良くしようぜ!マジギレした方が負け、そんな感じで。色んな俳優が若くて楽しかったです。
mine2cho

mine2choの感想・評価

3.0
新兵がベトナムに移送されるまでを描いた一風変わった戦争映画。

無法者が徴兵され、思春期の中学生の様に軍に反発・反抗する。
上官に盾突いたり、偏った持論を展開し軍からの脱落者を手助けする。

軍の訓練施設を刑務所の様に、上官=看守、脱落=出所、脱走=脱獄、と同じかの様に表現しています。

これまで観た戦争映画とは違った主人公の英雄像がオリジナリティーで、ベトナム戦争でのアメリカの在り方を問う作品。

正直、はじめは中学生が先生にケンカ売ってる様にしか見えず、ガキ臭くてイライラしました。
徴兵されてきたことを考えると、まぁしょうがないとも思いましたが、厳しい言い方をすれば、それも自業自得。

そもそも自分が隊の規律を乱して、リーダーを病ませた張本人だよね?と突っ込まずには居られない。

アメリカ軍の当時の闇を伝えたかったんだろうけど、主人公のヒーロー感が屈折していて呑み込み切れませんでした。
とーり

とーりの感想・評価

3.5
BOZZ "It's just me." 《英雄》戦争映画が苦手・嫌いだという人にこそオススメしたい力強く胸打たれる美談。ジョニーは戦争へ行った、監督ジョエル・シューマッカー×主演コリン・ファレルはタイガーランドへ行った。ファッキン面白いベトナムINアメリカ。生意気に減らず口を叩きボスに歯向かっては仲間を助け続けるボズ役コリン・ファレルはじめ素晴らしいキャスト達の好演と飛び散らす火花が、泥臭く埃舞うような映像のザラザラした質感と共にリアル志向な演出をより際立たせる。主人公の勇敢な行いがベトナム戦争という不毛で泥沼化していた代理戦争の死者を少しは減らしたのだ。にしても物語中盤まで気弱な小隊長が可哀想すぎて、感情移入通り越して笑ってしまった。けど万一自分もああいう状況なら絶対耐えられない。みんな除隊するときの顔が晴れやかに良すぎる。ウィルソンはムカつきすぎて、逆に観客をボズ達と一致団結させるのに一役買っている?NHKのドラマを見ている高齢者が役柄のイメージをそのまま役者に持つくらい(演技として)スゴかった。

1971年「甦っていい」月「この世はツラい所なんだよ。...軍隊から出してやる」「ボズは軍のためにならない害毒を垂れ流す奴です」「俺は人助けなどしてないぞ!」「なぜ人間同士がそんなことを?」ブッチャー「方法はある、イカれた軍隊の軍紀を利用してね」精神鑑定「頭がイカれてておめでとう」外出許可をやるから英気を養え「与えました」ベトナムが嫌なら神に祈るかボズに頼め「ノー・ビク」好都合な傷だ。...運じゃない「戦友のベタベタはやめよう。故郷で長生きしろ」「今までの態度を謝ります」絶対本に書くからな
TOMATOMETER76 AUDIENCE71
A great cast and the gritty feel of the film help elevate Tigerland above the familiarity of the subject matter
「敬う気持ちが生死を分ける
上官とその教えを敬い
自分と自分の仲間を敬い
そして、誰よりも敵を敬うのだ」

1971年、ルイジアナ州ポーク基地。
ベトナム戦争のために訓練を受ける新兵たちの中に、
上官にたてついては懲罰房通いを続けているボズ(コリン・ファレル)が加わった。
そんはボズは、
最終訓練地“タイガーランド”での実践訓練の後、ベトナムへ送られていくことになったが、、、

ベトナムでの戦地や、退役軍人の葛藤や苦しみを描いた作品は様々ありましたが、
コレは戦闘シーンはなく、
戦地に送られるまでの葛藤や不安さが描かれているパターンでしたね♪

コリン・ファレルは不良分子的な役にハマっていたと思う!
でも、実際にはこんなにヌルくてスンナリはいかないと思うが、、、
様々な事件がそこそこありながら淡々と進められていき、ラストはうまくまとめられて〜
観やすい作品って感じでした♪
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