音楽がかっこよかった。映画見終わったあとにSpotifyで曲を聞いた。
映像は『血』でも感じたような光と影の美しさ。ドキュメンタリーなのかフィクションなのか分からなくなるような美しさ。
前半はそんな…
光と影ってのは色々表現ができるんだなと思った。最初のシーンで掴まれた。ジブリの『紅の豚』にでてくるジーナみたいな声の持ち主がFixで撮られているだけなのに、色気が漏れている。ずっと反復、画角を変えて…
>>続きを読む骨やストローブ=ユイレのドキュメンタリー撮ってるだけあって凄いコントラスト。歌唱シーンはサイレント映画よろしく背景の消失と共に前後間との連続性が絶たれて切り離され、プロフェッショナルな空間だけが浮遊…
>>続きを読むどんな映画なのかを殆ど知らず、ジャンヌ・バリバールについても大した知識もなく、漫然と観始めたのだが、凄いドキュメンタリー映画だった。
モノクロで、キャメラはすべて固定。ほとんどのショットは長く、おそ…
ぼーっと見始めたら、マジでぼーっとしそうになったので、集中して見た。
前情報を何にも入れてなかったので、ミュージシャンなのに演劇もやってるのか、へえ〜なんて思ってたら、どうやら逆だったようで。
つ…
ある女性歌手のレコーディング風景を収めたドキュメンタリー映画
初ペトロ・コスタ。
「変えてみよう」という声に合わせて表示される『何も変えてはならない』というタイトル、一つ一つがバチバチにキマったモ…
ある歌手のリハーサル風景やライブ映像を、素材の持ち味を最低限の演出で下手なライブビデオの演出より魅力的に引き出すペドロ・コスタ監督の卓越した才能に感嘆する一作。そしてストローブ=ユイレリスペクトな演…
>>続きを読むスタイリッシュである事以外何も発見出来ず。ナラティブもサプライズも無い。
ペドロ・コスタのことだから、土台に何かフィロソフィーはあるのだろうとは思うけれど。何のために作ったんだろう?
諏訪敦彦が回し…
やっと見れた。ポンと置かれたカメラは通常のドキュメンタリーのように忙しなく被写体を追いかけ回したりしない。ただ目の前に起こっていることを記録するだけなのだが、なぜだろう、撮っている人間の高揚感をこの…
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