銀残し・再タイミング版にて鑑賞。
得体の知れない物により、知らぬ間に、周りの人々が居なくなっていく恐怖を描いています。
映画館の大スクリーンで観ると、「助けて」という声が、気持ち悪さを感じさせる。
…
死にたくなる日が来る度に、「死は永遠の孤独だ」というセリフを折に触れて思い出す。
黒沢清の映画は万人受けは厳しいけれど扱われている題材、登場人物の抱えるもの自体は極めて普遍的。
本作の場合は「ネッ…
「リング」的な禁忌感を踏襲しつつも、「らせん」が余裕で失敗していた「構造的恐怖」を体現してみせた作品。霊界がこの世を侵食し日常が徐々に狂って行く、しかしそれに対する対処法もわからず、異常さを諾々と受…
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