完璧! 中空の陶器人形とスカスカな稾製のかかしに注ぐ孤独、抑圧された過渡期の衝動。漂う死の香り。斜め構図、ズーム、ノイズの不安感・圧迫感、太陽の輝き・頭の中の騒音という象徴的なmental illn…
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ジョン・ギラーミン監督×パトリシア・ゴッジ主演の孤独な10代の少女アニエスを描いた作品。
〈あらすじ〉
フランスのブルターニュ地方で、元判事の父親、年若い家政婦と共に暮らす少女ア…
こころの成長が滞っているきらいのあるアニエス、しかし、それもこころの一面の事で女のそれは脈々と育って人里離れたこの海辺でひそかに出会いを待っている。
そんなアニエスの元にやって来た怪我人が殺人…
女優パトリシア・ゴッジ…
この映画を観た時、彼女のことが頭から離れなかった。
白黒のポスターデザインから漂う名作の予感…が鑑賞前から感じ、高額DVDを購入して鑑賞…。
ほんとに素晴らしい作品だった…
ジョルジュ・ドルリューの死にたくなるような美メロに載せたタイトルから、陰鬱な空気が漂う。グンネル・リンドブロムが出演しているがベルイマン作品はあまり関係ない。むしろ初期のポランスキー作品に近い感触。…
>>続きを読むブルターニュを舞台に、かもめと会話する孤独な少女と、警察に追われる若い男との純粋でまっすぐな愛情を描く♡♬*゚
人里離れた寂しげな海辺、冷え切った家にムスッとした親父。これだけでも息が詰まりそうだ…
「ブルージャイアント」の意味は、「若いうちでしかありえない一瞬の輝きの美しさ」だったような?
15歳のパトリシア・ゴッチが唯一無二恐ろしい輝きをみせていました。
海辺に住む父娘と家政婦が、若い男性…
淀長さんの日曜洋画劇場で見た「シベールの日曜日」、思春期真っ只中、人間不信に浸っていた頃、アンリ・ドカエの美しい画面と薄幸のシベール、とてもとてもナイーブ過ぎた自分に突き刺さった忘れ難い作品。
その…
信じることと
生きること
空高く手を伸ばすアニエス
フランスのブルターニュ港町
深く広がる海
父親と少女アニネス
他には誰もいない館
風を切るかもめ
広げられた翼の影が
アニエ…