新宿マッドの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『新宿マッド』に投稿された感想・評価

 若松孝二作品

フーテンの若者が「新宿マッド」という男に殺され、若者の父親が犯人捜しを始める。

ピンク映画のはずなのに、冒頭にちょっとしたレイプシーンがあるだけで、ほとんど濡れ場がない。

単に…

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全編ぼぼゲリラ撮影でそれをを逆手に演出にしてる。息子を殺した新宿マッドを探して歩き回る父親。
後のポール・シュレイダーの「ハードコアの夜」に似てるがこっちの方が観念的。
3.5
革命を志す若者たちの心や覚悟の弱さ、論理の矛盾をまざまざとあぶりだしていく。編集が若干雑な印象を受けた。
4.7
めっちゃいい!街を撮る映画としてすばらしー、し、シンプルな筋書きなのがかっこいい。みんな中島らもみたいなみためしてる。街映画どんどん観ていくわ。
koss
3.9

学生運動が終焉向かっていた70年の新宿。71年に連合赤軍が発足し、その2年後に東アジア反日武装戦線が活動を始める。新宿には都電が走り、コマ劇場前に噴水、ミラノ座があり、変わらない花園神社とゴールデン…

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諸々
4.7

劇伴も、1970年前後の新宿(フーテン、ゴールデン街、遠巻きに映る赤テント、パレスチナ連帯看板…)もともに魅力的なのだが、脚本の力強さと主演の迫真の演技がとにかくすごい。純朴で保守的な田舎のお父さん…

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25年間1日も新聞配達を休まなかったことの重み。サイケなサントラかっこよすぎ
3.3

オープニングいきなり白黒から鮮明なカラーになってその後また曖昧な白黒になるのは面白い。血糊の適当さが残念だけど。当時の新宿っぽさ、フーテン感は感じられるものの映画全体はそれほど強いものでもなく残念。…

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3.3
客としては良かったのかもしれないけど、若松孝二ってこの映画に出てくるようなフーテンとか「カクメイダ―!」って言ってる若い人嫌いそう。
私の勝手なイメージ。
須見
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トートロジーというか、ほんまになんも分かってないフーテンの感じおもろい。てか、こういう人って普通におんよね。インテリみたいなことは言えるけど、単なる知識を持っているだけのインテリアみたいな。空疎

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