このレビューはネタバレを含みます
基本的にカメラ近いのがマイナス
複数人映す時もバストショットが多い。
湿度高いドラマで好き。モノローグで進んでく感じ。
線路を歩くラストショットめっちゃ好き
ずっと汽車のイメージだけ示唆される。汽…
両親をなくした姉妹の元に叔母がやって来るが…って話。この叔母=シルビーの幼児性の塩梅が絶妙で良い。まずこの叔母のコートのポケットからまるで幼稚園児の如く色々なゴミが出てくることで、この叔母の精神的な…
>>続きを読むビル・フォーサイス監督作。
母を自殺で亡くした幼い姉妹と叔母・シルビーの心の交流を描いたヒューマンドラマ。
田舎町が舞台の小粒な作品だが、初対面の人間同士の交流・衝突・和解の過程を静謐なタッチで…
幼い姉妹を残して湖に車を突っ込ませ自殺を図る母親。
残された姉妹の面倒を見るためにやってきたのは亡き母の妹シルビー。
シルビーは自由奔放で滅茶苦茶。
家の中が浸水しても平気へっちゃら。
そんな…
シルビーと姉妹の奇妙で自由な生活を描きながら、幼かった2人の子どもからやがて離れ離れに自立へと向かう物語。基本的に家にいてたまに散歩する以外の描写がなく、姉妹は学校もろくに行かず誰かと遊ぶということ…
>>続きを読む【家が水没してもへっちゃらさ】
「死ぬまでに観たい映画1001本」掲載のカナダ映画『シルビーの帰郷』が先日ユーロスペースの特集で上映されたそうだので、私は家で観賞してみました。
母が豪快に車ごと崖…
「汽車には券が無い人も乗ってたはず、悪いことじゃない。空いてる席に座っただけ、誰にも迷惑はかけていない。」人がなぜ生き抜くのかを真っ向から描いた傑作だと思う。ビルフォーサイスはマイノリティへの賛美と…
>>続きを読む大雨がもたらした浸水からの「実録・汚屋敷になるまで」
現代であればなんらかの発達障害と言われたであろう叔母と、叔母に親近感を持つルーシー。ふたりが真っ当な社会生活を送れてナンボの価値観の中で生きるこ…