【一言で言うと】
「透明な“居場所”」
[あらすじ]
ペンシルベニア州に住むワンダ・ゴロンスキーは夫に離婚訴訟を起こされ、子供の親権も住む家も失う。仕事もなく、わずかに残った現金も盗まれてしまった…
描かれざるをえなかった偶然のカットたち
私は自分の世界に閉じこもるように、自分には何の価値もないと確信して人生を過ごしてきました。自分が何者なのかわからず、あちこちに出没し、プライドもなかった。自…
2025/349本目
ペンシルベニア州の炭鉱町に暮らす主婦ワンダは、夫と離婚し、子どもも職も失い、無一文で街を彷徨う。偶然出会った小悪党ノーマン・デニスと行動を共にするうちに、彼の犯罪計画に巻き込ま…
バーバラ・ローデンは登場した1カット目から人生の全てを放棄しているように感じた。常に動きは鈍くて、物覚えも悪くて、手取りと額面の違いもよくわかっていない感じが、搾取を受け入れているし、ものごとをちゃ…
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