寺山修司作品鑑賞2本目
前半はテーマが入り乱れて何を本筋とするのか全く分からず困惑したが、男が貴婦人に書物を読み聞かせている場面でパッと思考が軽くなった気がする。
鑑賞後の満足感は非常に高いが寺山ワ…
最初の下手くそで味のない独白だけ聞いて、あとは早送り。内容的には「最初の独白が全て」だと思った。
男性器のサンドバッグのところ少しみた。「ああ、ゲリラ演劇的なのやってたって前に読んだことあるな」と…
“大体、真昼間の街に!ビルの壁に!映画なんかが映るかよ!”
【感想】
明るく自由な映像と暗い観客席がスクリーンによって隔たれている“映画(=虚構)”そのものの破壊。ゴダールのような実験的態度を備え…
10数年ぶりに観た。
JAシーザーの曲好きだなとしみじみ。
サントラも駿河屋にまだあってポチった。
頭痛も相まって吐き気がするほどのむず痒いあの感じ。コカコーラの瓶のトカゲは日本か?
道ゆく人が日本…
20代半ばで撮った映画かなと思っていたら、30代半ばに撮られたものだった。いい意味でも悪い意味でもとても若く青臭い作品。デビュー作だから、詰め込みたい気持ちもわかるけど、なんだかスクラップブックに近…
>>続きを読む【1971年キネマ旬報日本映画ベストテン 第9位】
『さらば箱船』寺山修司が自らの戯曲を映画化した長編監督デビュー作。キネマ旬報ベストテンでは第9位に選出された。
とにかく奇妙な作品。ATGと寺山…
冒頭を観た時にこれは劇場で観たかったなと思った。コカコーラの中のトカゲがなぜか頭から離れなくて、それを母親に話したら最高の答えをくれた。アメリカの象徴と龍の国の象徴とその関係性。
これが産まれた時…
カッコ良すぎる...
演劇的な手法で映画にメスを切り込んでいった。
幻想的な70年代寺山修司の挑戦精神溢れる異作。
一目見て、まず入ってくるのは緑と赤紫の色調、フィルター。
そして、普通のカラー。
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