【ギムナジウム生同士の微妙な関係】
ドイツ映画。アヒム・フォン・ボリエス監督作品。
両大戦間のドイツを舞台に、ギムナジウム生同士のアモルフな友情意識と、そこから来る破壊衝動を描いている。
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むかし叔母の書斎から借りてきた「トーマの心臓」「風と木の詩」あたりのBL漫画の古典に触れた時、まとまらないクッキー生地をずっとぎゅうぎゅうしてる気分になったの思い出す。わたしは同性愛はわかるけどBL…
>>続きを読む特典のインタビューで当時の10代は(WW1とかを経験して)今よりも大人びていたので役より歳上の俳優をキャスティングした、みたいな話してて、その理屈はわかるんだけどこの子たちってそんなに大人か?金持ち…
>>続きを読むこいつらがSchülerだと?!と思うほど大人びた登場人物たち。
ドイツにおける恋愛×ピストルは即座にヴェルターを思い出させるが、突然の雨と室内のシーンなんかはまさにという感じ。ヴェルターがロッテ…
こういう悩みって、ドイツのギムナジウムとか、イギリスの寄宿舎とかがよく似合うね。
自由になる別荘を持ってたり、干渉しない親、というのもポイントかも。
生活にあくせくしてる人にこういう事件は“起こせな…
「グッバイ・レーニン」を見逃していたのでダニエル・ブリュールをスクリーンで初めて観たのはコレだった。
メモには
「こんなに退屈な映画は久しぶりだ。」と書いてある。
静岡シネギャラリーにて。
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実話(1927年ベルリンで起きた、19歳の青年が知人を殺害したあと自殺した「シュテークリッツ校の悲劇」)ベース。共感できるところがほとんどなく、受容できる心に広さもなく、しんどかった。が、キャストの…
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