#14 佐久間良子大会
これは初めて観たが、やはり京マチ子には、およばない。
もちろん佐久間さん、うまいのだが、肝心の場面になると、“桜台のお嬢様”の品の良さが出てしまい、マチ子さんのようなエゲツな…
「金の切れ目が縁の切れ目」と上客を次々と切り捨ててきたやり手の芸者(佐久間良子)だったが…
青白い形相で佐久間良子を追い詰める西村晃のインパクト🔪
療養中の姉に「(刑務所に)面会してきたら?」とか…
佐久間良子が大好きになる!超売れっ子芸者だけれども金の切れ目が縁の切れ目、とばかりに男に対しては超ドライ。一方お人好しの母、OLの妹(藤純子)の優柔不断な婚約者に対しては常にキレつつも愛を持って接し…
>>続きを読む新藤兼人の脚本を得て、村山新治は吉村公三郎を超えたかどうかなど気にすることなく、自分のスタイルを貫いた。西村晃の無表情の怖さ、藤純子の清純さを際立たせ、佐久間良子は家族、家を護ろうとする顔と悪女のよ…
>>続きを読む『偽れる盛装』(1951)は昨年2月に観ていたのだが、洗練は感じつつ、やはり基本的に製作年が古いと好かない傾向あり、点数もさほどつけなかった。その点、64年の今作、51年版の記憶薄いながらも、脚本は…
>>続きを読む田舎の街中でよく見る、年配者による自転車の独特な漕ぎ出し方はこの時代に端を発しているのかなと思った
これは当時の自転車が鉄製で、今よりも体重をかけて漕ぎ出さねばスピードが付かないからみたいな話を友…
金の切れ目が縁の切れ目と割り切り男を手玉にとりつつも、妹には地道な人生を歩んでもらうことを願う芸者のお話。1951年大映版のリメイク。面白く観れた。
大映版との比較では、個人的には京マチ子の方がし…
主演は佐久間良子
1951年「偽れる盛装」のリメイク作、カラー作品
【あらすじ】
京都で芸者をしている君蝶(佐久間良子)は美人で人気者だが
ドライな性格で客の男(南都雄二)からお金を絞り切るとあっ…