砂の器に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『砂の器』に投稿された感想・評価

5.0

重苦しい物語なイメージがあって敬遠していたけれど、前半は刑事二人のやり取りが軽妙で話のテンポも良くて見やすかったです。
後半の回想シーンはセリフが極めて少ない分、秀夫の目から訴えかける力が凄まじかっ…

>>続きを読む

1000に登る数、これら全ての差別と称賛。人間を破滅させる二つの材料。

愛、たった一つが足りない。信、たった一つが足りない。それなのにある数えきれない非難。そこに現れた希望か絶望か。あの日に戻るの…

>>続きを読む

東京・蒲田操車場で発見された身元不明の遺体。
捜査にあたる今西刑事(丹波哲郎)は、東北なまりの「亀田」という言葉を手がかりに、真実の断片を追い続けるーー。

松本清張の原作を、橋本忍が大胆に再構築し…

>>続きを読む

 一つの糸口から身元不明の容疑者を追う刑事が、懐かしさを感じさせる田舎へ足を運ぶ。人情溢れる駐在と、ある親子の存在を想い描くことになる。
 爽やかな夏の空気感から徐々に深刻さを増していく話の流れ作り…

>>続きを読む

過去鑑賞。野村芳太郎監督 1974年監督作品。橋本忍&山田洋次脚本。松本清張による同名原作。丹波哲郎、加藤剛、森田健作主演社会派サスペンス映画🎬

モスクワ国際映画祭の審査員特別賞を受賞。

東京・…

>>続きを読む

宿命

最初は警察バディ物?と思いきや
父と息子の話で
少しずつ紐解かれていき、ラスト40分は画面に引っ張られっぱなしでした。

これが制作された当時のハンセン病患者の扱いなどは当時を生きていない…

>>続きを読む
ぽよ
4.1

このレビューはネタバレを含みます

ゼミ発表に関係あるので視聴。
原作があまりにも複雑すぎて簡略化しなきゃいけなかったのは分かるんだけど、逆に色々簡略化しすぎて今西が和賀を疑う根拠が欠けているように感じられる。
ところで原作にはなかっ…

>>続きを読む
4.2

このレビューはネタバレを含みます

2025年32本目

素晴らしい作品だった。宿命をバックにした回想シーンは心にきました。本浦親子がそれぞれどんな想いで各地を転々としたのか、想像するだけで胸が裂けそうになりました。悲壮感のある音楽と…

>>続きを読む
4.6

このレビューはネタバレを含みます

U-NEXTで鑑賞。点数が高いので鑑賞。1974年の映画なのでもう50年以上前の映画です。

とても内容の深い映画でした。もう一度くらいおさらいが必要。医学の進歩によって、このような悲劇はもうあまり…

>>続きを読む

魂が震える傑作

邦画サスペンスの最高傑作の名にふさわしい紛れもない傑作だった。
エンタメ映画の脚本を数多く書いてきた橋本忍と人情的な映画脚本の名手山田洋次による合同脚本のため、サスペンスとしてのエ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事