松本清張の社会派ミステリ×橋本忍脚本の名作。終盤のオーケストラのシークエンスでは、叙情的かつ劇的な音楽が観客の感情振れ幅を完全にコントロールしており、説明的すぎるセリフや間延びする展開もなく「宿命」…
>>続きを読む社会は、少数派を同化ないし排除する ときとして冷酷に、親と子すら引き離すのに、それでいて間違える 万能でも不変でもない そんなものに翻弄される人生はどれほど虚しいことだろう かつて憎悪しすべてを睨め…
>>続きを読む ハンセン病患者への差別をテーマにした社会派ミステリ。昔小説を読んだけど内容ほぼ忘れてたので、父と息子のこんな切ない物語だったっけと驚き。
クライマックスで、犯人の演奏シーンと真相の語りが同時に進…
何度も映画やテレビドラマ化されているのであらすじは知っていますが、昭和ノスタルジー的な気分でこの1974年作品を初めて見ました。息子の足を引っ張りたくないという理性と一目で良いから逢いたいという心情…
>>続きを読む邦画の最高傑作の1つでは?
前半の捜査パートはけっこうテンポ感ゆるくてスマホいじりながら観てしまった。しかし1時間40分くらいまで来たら突然ギアが変わった。そこから画面に釘付けで、父と子の苦難の旅、…
橋本プロダクション