肉體と幻想の作品情報・感想・評価

「肉體と幻想」に投稿された感想・評価

Ricola

Ricolaの感想・評価

3.8
現代でも「幻想の犠牲者」は多く存在する。この映画では、夢や幻想などの心理的現象が肉体に影響を及ぼすということをテーマにしている。それを短編小説に基づき、三つの話からなる映画となっている。


シャルル・ボワイエ、バーバラ・スタンウィックをはじめキャストが豪華!毎話みたことある人が絶対出てくる。「深夜の告白」のエドワード・ロビンソン、「逃走迷路」などのボブ・カミングス、「風と共に去りぬ」や「スミス都へ行く」などのトーマス・ミッチェルなど。


一つ目は特におとぎ話っぽい。思い込みで本当にその通りになりうるものだということ。ボブ・カミングス、かっこいい。

二話目は影や鏡を利用した演習が面白かった。人間が幻想に取り憑かれて振り回される様子は、もはや恐ろしいということがよくわかる。

三話目はシャルル・ボワイエが主人公!悪夢によって自らのサーカスのパフォーマンスが上手くいっていなかった。しかしある日その夢の中でみていた女性と出会ったことが彼の転機となる…。
やっぱり三話目が一番この映画の中で重きを置かれているようだった。ボワイエ×バーバラ・スタンウィックの組み合わせが観れただけでも正直満足だったが、ストーリーも面白かった。もしこの話でいう「幻想」がなかったら…とつい考えてしまいたくなった。


最初、この映画のテーマを見た時に難しいかなと思ったがそんなことはなかった。
科学技術が発達している現代でも未だ幻想に我々は取り憑かれているし、いつの時代でも人間と幻想は切っても切り離せない関係なのだと思う。
rico

ricoの感想・評価

3.4
まずDVDの画質が悪すぎる。

夢と占いに関する三つの短編集。役者が豪華。ハリウッドで撮っているとはいえ、セットや台詞回しなどフランス映画といった風情。
エドワード・G・ロビンソンの話の、段々と狂っていくシーンや語り口などはいいなと思った。まあでも話も凡庸。