二部構成 147分
公開当時でもしんどかったとは思いますが、観てるうちに引き込まれるんですよね
それは独特のリズムを刻むカット&アップ、縦横奔放な字幕ナレーション、時折現れる不思議な感覚の映像テクニ…
幕末の、池田屋事件とか、蛤御門の変だとかの、流れが分かっているから観ていられるが、正直、散漫で、情感がうるさい映画。
指定暴力団「会津小鉄会」の源流である会津の小鉄こと上坂仙吉の半生記だが、『トラッ…
脚本・監督は、加藤泰氏。
ワタシには緋牡丹博徒シリーズの監督で、
プログラムピクチャーの監督ト云う
イメージを持っていたが、
この作品を観る限り、めちゃめちゃ作家性のある監督さんだと云うコトが分かる…
雪国でけがをした仙吉を助けてくれたおりん。仙吉は、この女を幸せにして見せる。親分との盃も、受ければおりんは二の次になるからと断る。そのおりんはまた、仙吉を庇って死ぬ。新選組の行動を背景に、男の生きざ…
>>続きを読む加藤泰監督作品は何か見てるかな〜とチェックしたら「天城越え」は見てました。
かなり独特な撮り方の監督ですね。
ルパンかよ?!っていう雰囲気のBGMも相まって、なんだか初めての経験でした。
まああん…
動乱の幕末の大阪、京都で新撰組の影でとことん人間くさくてエエ男な菅原文太!
倍賞美津子はもちろんのこと、女達もみな色っぽくてよい女たち。討ち入りのシーンもああいう目線で撮られるのも新鮮。
佐藤允の近…
時折何言ってるか分からないレベルに興奮する菅原文太の熱量に尽きる。男子たるものこうあるべきと、倍賞美津子ほか主要女優それぞれの美しさの引き出し方が上手過ぎる。幕末動乱の渦中にて男の人生の掛けの失敗に…
>>続きを読む文太の最高。こてつに憧れます。筋の通ったぶちぎれ優しこてつが本当によすぎて。おりんを殺されて親分衆の前で悔し泣きするシーンは胸を打ちました。あまり任侠映画にはいないタイプでした。加藤泰のローアングル…
>>続きを読む加藤泰監督、劇映画の遺作にして大傑作。
主人公、会津の小鉄(仙吉)が成長とともに経験してゆく様々なエピソードを見せ場の連続で描く大河ドラマ。
もちろん男と女のであいに始まりローアングルのキャメラア…