祇園囃子の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『祇園囃子』に投稿された感想・評価

祇園を生きる芸者と舞妓の義姉妹のお話で最後静かに泣いてしまった。
出てくる男たちが、結局は彼女たちを物扱いであり、それでもなお妹のために身を捧げて「今日からみよりちゃんの旦那は私や」て姉さんの言葉に…

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祇園の街並みや芸妓の立ち居振る舞いなどが極めて美しく描かれているが、彼女らに群がる男たちが酷すぎるという現実も。

木暮実千代が今まで観た作品の中で最も魅力的。
砂糖

砂糖の感想・評価

4.5
美しくも醜悪な世界に生きる姉妹🥲男達が最悪なので、更に姉妹の愛が輝いて見える

男の身勝手横暴さに振り回される(支配・抑圧)女性たちの息苦しさ

生き生きとしたキャラクター!師弟・姉妹関係の掘り下げと2人の対比からテーマを描き出す。基本的人権も無視して好き勝手思いの儘にできると…

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また傑作。脚本も撮影も抜群です。
ほっぺたぷっくり幼さの残る若尾文子の可愛さ、木暮実千代の色香と優しさ満喫できる。進藤英太郎も浪花千栄子も素晴らしい。着物の着替え見る度にうっとりする。
御簾やのれん…

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yz

yzの感想・評価

4.0
奥行きを感じるそれを筆頭に構図が非常に良い。男性中心不均衡構造の権化を舞台に女性たちの生、連帯を描くこと。最後のシークエンスの為の(その感動が最大化される)映画だ。
KAKIP

KAKIPの感想・評価

4.3

記録用
溝口健二監督作品。
雨月物語と山椒大夫の間に制作されたノリに乗ってるときの作品。

溝口作品特有の制度や慣習に縛りつけらた女性の物語。
姉はベテランの舞妓で習わしなどに疑問を持たずただ直向き…

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木暮三千代が襦袢姿になって足袋を脱ぐシーンにハッとした。ここまで撮るのか。芸妓という生き方を選ばざるを得ない哀しさがぐっとリアルになる。
祇園花街の華やかさの裏にある醜悪な搾取。翻弄される二人。哀しくやるせない。

木暮実千代の美しい身のこなし!色気が満ち満ちている。初々しい可愛さの若尾文子も魅力。
ノノ

ノノの感想・評価

5.0

生意気な舞妓を演じる若い若尾文子が超可愛い!!
溝口健二と撮影監督宮川一夫のコンビが撮る映画はどれも美しすぎる。見習いの若い子が4人並んで踊りの練習をしている姿を後ろから映したショット、奥の方まで見…

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