日本の青春の作品情報・感想・評価

日本の青春1968年製作の映画)

製作国:

上映時間:129分

3.8

『日本の青春』に投稿された感想・評価

3.5

原作は遠藤周作の「どっこいショ」から
脚本が素晴らしく見応えがありました。


戦争に生き残り日本の復興のために汗を流す男たち。誰にも戦争の時代におけるシコリがある。古傷、叶わなかった恋心、そして戦…

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HK
4.3

古いモノクロの邦画でこのベタなタイトル、いつもならスルーするところを監督が『切腹』の小林正樹、主演が藤田まこと、しかも未ソフト化の貴重な作品と知ってCS放送を録画したのが昨年で、それを今頃ようやく鑑…

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藤田まことのシリアスな役への挑戦が成功した作品。原作は遠藤周作の「どっこいショ」か…。そう言えばいま遠藤周作の本とか、書店でもあまり見なくなったな。人気作家だったのだが…。
4.0

「日本の青春」は現在、配信でもソフトでも観ることが出来ない、とても残念な状況にあります。
未だ戦争(太平洋戦争)の後遺症を心身共に背負う主人公を、藤田まことが陰影深く演じます。
悪役に当たる佐藤慶も…

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4.0

戦中派と戦後派の対比が面白い。自由を諦めた世代と、自由でいたい世代、というか。この価値観の違いは現代で言うならジェンダー観だとか多様性か。
よく言えば堅実、悪く言えばちょっと堅い演出なのが少々難なの…

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主人公の男は、かつて愛した女性に再会する。そして軍隊で壮絶な苛めをくわえた長官に再会した。上官にはなにも言えず、女性はついて行く覚悟があるのに、愛のない家族を選んでしまう。妥協の人生。幸せを逃がす生…

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mojo
3.8
藤田が所々コメディアンぶりを発揮してる。オープニングのインタビューは寺山修司のTVドキュメントからかな。
kty
4.5

主人公を演じる藤田まことは喜劇俳優だったが、はじめてシリアスな役に挑戦。藤田まことは兄を17歳の若さで沖縄戦で失っている。その戦死した兄への思いがあってこの役に打ち込んだのだろう。(日本映画専門チャ…

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三島雅夫のとぼけたナレーションで、冴えない中年男ののんびりした話かと思いきや、極悪人佐藤慶の登場で一気に緊張感が高まる展開に。

防衛大に勧誘しただけで何も悪いことをしていないのに、悪人オーラを放つ…

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4.0
なかなか意外な展開で面白かった。
タイトルは意味不明、えらく損してると思う。

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