訳あって再見。改めて観ると、城での宴のシーンに代表されるような様式化された役者の演技が題材と相まって非常な抽象性を感じさせる。生々しさが全くない。15世紀のフランスの話でありながらそれを一般化する意…
>>続きを読む魔術描写が綺麗で見やすくて幻想的で、全体的に舞台調の印象がある中、映画でしかできない面白さがある。
古典的なラブストーリーだがベタというより愛への願望というか、「愛で死ねる国フランス魂ここに極まれり…
恋愛寓話という感じだろうか。
恋愛部分だけを見るとまるでハーレクインもののように明確なストーリーで分かりやすい。
だが、自分がフランス人であったらもっと意味ある映画のような気がする。
もしくはもう少…
芸術新潮か何かでこの映画の婚礼の祝宴で悪魔の手先が術を使うシーンをバルテュスが演出考案したと紹介されていた。それがみたくて鑑賞。技巧的な音の乱れなどの演出があってそわそわした。美しくなる小間使いや、…
>>続きを読むカルネの「悪魔が・・・」は、いつ頃見た映画なのかたしかな記憶がありませんが、その頃NHKテレビに「世界名画劇場」という番組があり、その中で見た一本ではないかと思います。この番組では、古いフランス映画…
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