セルピコに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『セルピコ』に投稿された感想・評価

悪の凡庸さ。

この言葉(あるいは概念)は、ドイツ系ユダヤ人でアメリカに渡った哲学者ハンナ・アーレント(1906 - 1975年)によるものであり、第二次世界大戦後のニュルンベルク国際軍事裁判におい…

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個人での告発が阻害され、SNS上に載せることでしか効果を上げられない現代社会に刺さる映画だと思う。
Luna
3.5

ずっと緊張感があった
孤立にも負けず、正義を貫いたセルピコは凄い。ずっと憧れていた警察官になったものの、腐敗の深刻さを目の当たりにしさぞかし悲しかっただろう。晩年はスイスに移住したと知り、せめて穏や…

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4.0

このレビューはネタバレを含みます

NYPDの刑事フランク・セルピコは真正面から顔面を撃たれた。
ブルックリンで麻薬犯を摘発中、なんと同僚刑事に至近距離から狙われたのだ。

1970年代のNY市警は犯罪者の取り締まりに手心を加える見返…

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4.0

アル・パチーノの狂気に近い演技。
それなくして、この作品は成立しない。

腐敗にまみれたニューヨーク警官達の中、孤軍奮闘する姿。
一歩踏み出せば後戻りできない。かつ前にしか道がない、八方塞がりな状況…

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2号
3.9

優れた撮影、優れた脚本、優れた演技の社会派ドラマ。ほぼ全警官汚職してる時代のニューヨークでただ一人汚職に抗い続けた刑事の実話で、糸くずみたいな正義を手繰り寄せる姿にグッと来る。アル・パチーノの演技も…

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3.7
初志貫徹
警察はクリーンでなくてはならない
あるべき警察の姿を追い求めるセルピコ

腐敗し切った権力社会に
彼のような男がどれだけいるのだろう

お金や権力には屈しない
真の男の格好良さに痺れる

後に伝説のクライム映画「狼たちの午後」を製作する事になるシドニー・ルメット&アル・パチーノの黄金コンビによる実録クライム映画

シドニー・ルメットの硬派でドキュメンタリータッチな映像とアル・パチーノ…

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dd51
3.4

服装に興味があり鑑賞。セーラーハット、m65、ヒッピーっぽいシャツやベストがかっこいい。ただ、あのかっこよさはアルパチーノの容姿によるものも大きいと思えた。

内容は結構ハードな話で実話だということ…

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3.5
2025(196)
髭面でやけにおしゃれなアル・パチーノは、本作最大のアイコン。
一匹狼のセルピコがめちゃめちゃかっこいいし、渋い。
警察上層部の人間が多すぎて途中誰が誰だか分からなくなってしまった。

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