このレビューはネタバレを含みます
警官が警察全体を相手に孤独に戦った話で かつこれが実話っていうのが良かった
実話だからこそ ラスト 全てが解決するようなこともなく 若干モヤモヤも残るが ノンフィクションならではの ヒリヒリとした緊…
悪の凡庸さ。
この言葉(あるいは概念)は、ドイツ系ユダヤ人でアメリカに渡った哲学者ハンナ・アーレント(1906 - 1975年)によるものであり、第二次世界大戦後のニュルンベルク国際軍事裁判におい…
主人公であるセルピコ自身にも、功を焦るようなところがあったり協調性がないようなところが序盤から描かれていて、全く問題がない人物というわけでもないのだが、いかに当時のニューヨーク市警が腐敗していたのか…
>>続きを読む警察の汚職と腐敗と戦ったセルピコ。実話の社会派ドラマ。
ニューヨークの警官のほぼ全員が賄賂をもらいながら仕事をしていた。一切賄賂を受け取らなかったセルピコは上に報告するが、警察全体が腐敗していたた…
ずっと緊張感があった
孤立にも負けず、正義を貫いたセルピコは凄い。ずっと憧れていた警察官になったものの、腐敗の深刻さを目の当たりにしさぞかし悲しかっただろう。晩年はスイスに移住したと知り、せめて穏や…
このレビューはネタバレを含みます
NYPDの刑事フランク・セルピコは真正面から顔面を撃たれた。
ブルックリンで麻薬犯を摘発中、なんと同僚刑事に至近距離から狙われたのだ。
1970年代のNY市警は犯罪者の取り締まりに手心を加える見返…
アル・パチーノの狂気に近い演技。
それなくして、この作品は成立しない。
腐敗にまみれたニューヨーク警官達の中、孤軍奮闘する姿。
一歩踏み出せば後戻りできない。かつ前にしか道がない、八方塞がりな状況…