博士の愛した数式の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『博士の愛した数式』に投稿された感想・評価

「色彩の使い方と光の濃淡」

淡々としたテンポで展開するストーリー。画・音・言葉がどれも美しく、とにかく観ていて心地よい映画でした。

確かに「80分」という設定にこだわって見ると「つじつまが合わな…

>>続きを読む

新任教師√吉岡秀隆が授業中に、友愛数、完全数、オイラーの公式等の解説を交えながら、恩師の記憶が80分しか保たない博士寺尾聰とシングルマザーお手伝い母深津絵里、博士と共に交通事故でびっこの義姉浅丘ルリ…

>>続きを読む

昔、本も読んでいて、確か映画も見たはずだが、久しぶりに見てみる。

全変通して優しい空気感がただよう。

学生だった頃以来、数学には触れていなかったけど、博士のような人に数字の美しさや面白さを教えて…

>>続きを読む
林檎
2.6
今の時代だったら、博士は何かしらの病名をつけられてラベリングされていたんだろうな。

原作を読んでいるので、映画の冒頭「なぜ僕が√と呼ばれるようになったか説明しよう」という出だしが良かった。子供の頃の回顧録的表現がすごく分かりやすくて、原作より映画の方が良かったと思える作品はこれが初…

>>続きを読む
記憶が80分しか持続しない数学者と母子を描いた小川洋子の原作を、小泉堯史が脚色・監督した。  テアトル池袋にて
3.5
自分の心には響かず…
恐らく、時系列が交互に映し出されるからなのと、話があまり膨らまなかったからだと思います。ただ、深津絵里の演技はいつも圧巻。


2025/82本目
3.4
時折覗かせる浅丘ルリ子扮する義姉との不義関係が只管に穏やかな杏子、ルート、博士の日常だけではないビターさを作品に与えていた
記憶が80分しかもたないのか次の日になったら忘れてるのかよく分からない
mio
4.1
本を読んでからの鑑賞。

自分と縁のある場所がロケ地で運命を感じ、次の日ロケ地へ。

桜と杏がよく似合う。

観て良かった。

あなたにおすすめの記事